第23話威嚇
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
昼前の教室
カリカリとノートに何かを書いている音と黒板に教師が授業内容を書いている音が響く
それと同じ音量、いや、それ以上の音で「ガルルルルル」っと西城が威嚇している音が響いている
「・・・・」
威嚇の対象は珀白、威嚇自体には一切怯んでいない
「??」
どちらかというと授業をあまり理解していないような様子を見せている
「ガルルルル!」
「ふふふ」
威嚇している西城の後ろの席には火の姫、マサムネちゃんがいる
ニコニコしながら西城を観察している
「・・・全然分からん」
珀白が言葉を零す。あまり理解できていないようだ
授業内容は単純な数学、高校生レベルの問題ではある
「・・・・・・分かってないの僕だけか」
珀白が再度言葉を零す。薄々感じていたが、珀白は別の誰かと会話をしている様子が何度か確認できる
(彼が、西城君を倒し、姫様4人を斬り、私をも斬るつもりの男)
騎士姫、スレッドは西城を眺めながら、前の席に座っている珀白にも注意を向けていた
(狂乱姫、風乱姫、劣化姫、傾国姫、彼女たちは彼、珀白に斬られた)
狂乱姫は本領を発揮するに、
風乱姫は西城と同じ時に、
劣化姫は彼が入学してきてそうそうに、
傾国姫は彼に能力そのものが効かずに、
斬られた。白銀の剣によって
(戦い方は単純、避けて、近づいて、斬る。ただそれだけ。それ故に対策も単純)
「おっと、時間です。1限目はここで終わり」
「ガルルルルル!!」
「全員ちゃんと2限目も来るんだぞー」
教師の姿が消えた瞬間に、西城が珀白の方に走る
「騎士姫」
「うん?」
珀白に声をかけられたと思うと、腕を掴まれ、信じらない力でスレッドは宙を舞った
「!?」
「西城をよろしく。弱すぎて話しにならない」
「誰が雑魚だ!オーバーザ、!!!」
スレッドが西城にぶつかる。西城の頭にぶつかった
「大丈夫そうだね。失神してたら目覚めのキスでもしていたよ」
「退いてくれるか?」
「珀白に頼まれたからね。君を鍛えるって」
「退いてくれるか?」
魔力酔いの気配をスレッドは感じていた
(授業が始まる前の時には魔力酔いは無かったはず、、現在進行で魔力酔い?)
短時間での魔力酔いの進行は、近くに大魔法でも使用しないと起こりえない
故に、魔力酔い状態になり始めている西城に対してスレッドは疑問を浮かべた
「マサムネちゃん、退かして」
「いいですよ」
「待って」
「・・・・」
狂乱姫はスレッドの言葉を一切効かずにスレッドの首根っこを掴み持ち上げた
「相変わらずの馬鹿力」
「どうぞ。動いて下さい」
「ちょっと待って」
「!!」
インシュブルを発動し、西城を拘束する
「狂乱姫、耳を貸して」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いいですよ」
長すぎる沈黙のちに耳を貸してくれる
「西城君を鍛えたら、君の遊び相手になれるよ」
「あなたが鍛える意味あります?」
「あるよ。めっちゃある」
「そうですか、、まあ、、、、、、許可してあげましょう」
交渉は成立した。これにより、西城を鍛えてもいい権利をスレッドが得た
「早く拘束を解いてくれ」




