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<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約2年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

アンリアル

出来の悪い俺と、全能機械の少女。

国内旅行なんて出来ないほどに社会が変わってしまった時代の中で、俺たちは空を見上げている。

ゆっくりと閉じていく地球の未来に人類は殆ど諦め、形だけでもと、なぁなぁで対処し続けて数世代。
その結果として外で遊べる場所がない、そんな夏休みが高校生である俺に再び与えられた。

……今日も肩から尻まで覆う大きなバッグにバールを突き刺し、座った席で揺られながらある所へ向かう。

ふと目を上げるとガラスに反射している他者から見た時の俺の姿があった。
しかし、本当はガタがきている金属の腕が少なくない凹凸を日に晒している。
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