表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界に転生したけどファンタジーなのは俺だけらしい  作者: 三十六
王都武芸大会編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

82/457

81話 王国武芸大会 13

-武芸大会表彰式典会場(=闘技場)-


 表彰式のメインは本戦優勝者だ。新人戦は添え物に過ぎない。さっさと済ませて賞金だけ貰ってくればいい。淡々とやるだけのことだ。


 前もって係員から示された通り、東側選手入場口で待つ。呼ばれたら出て行けば良い。西側の入場口には本戦優勝者であるローランドが待機しているはずだ。表彰式までがお祭りなのだろう。観客席は人で溢れかえっている。


「新人戦優勝者、ブラックロータス。前へ」


 名を呼ばれたので会場中央へと歩を進める。若干だが会場のざわつきが気になるな。初めて俺を見る者も多いのだろう。確かにこの外見は予想していないだろうよ。加えて見た目は細身の女性だ。驚くのも無理は無い。


「本戦優勝者、南聖流ローランド。前へ」


 本戦は流派も付けて呼ぶのね。各流派の代表戦だし、当然か。今大会を制覇したのが誰かよりどの流派かが重要らしい。今後の門弟の数にも影響するからな。


 会場中央の台上には偉そうなのが座っている。多分あれは王族だろう。台の前まで進み、ローランドと並んで彼に向って正対する。


「今大会も非常に見ごたえのある良い勝負であった。優勝出来なかった者も引き続き腕を磨き、次に向けて励んでもらいたい。では今回優勝者の強さと努力を称えよう」


 司会に促されて王族らしき男の前へと進み出る。ヘルムは取るんだったな。手渡されているのは首掛け式のメダル。なるほど、直接掛けてもらうのね。台の手前で停まって少し頭を下げる。


「その若さで優勝とは大したものだ。将来が楽しみだな。優勝おめでとう」


「ありがとうございます」


 首にメダルを掛けられたのを確認して少し下がり、ヘルムを被りなおす。振り返って元の位置へ戻ると入れ違いにローランドが進み出る。これで俺の出番は終わりだ。

 彼らのやり取りが終わると会場から一斉に拍手と歓声が沸き起こった。俺は大きな歓声を背に元の選手入口へと向かって歩く。この後は出口で賞金を受け取って宿へと戻るだけ。

 賭け金を貰えるのは明後日になる。ここでの滞在もそれまでだな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ