エピローグ──そして、勇者探しの旅が始まる
私は、シルヴァーナ。
クロエ、グレイスフルと一緒に、ダークエルフ王国でのんびりしているわ。
本当に平和な日常に、まだ少し驚いているの。
そうそう、明るいニュースもあるのよ。
イブキの時空魔法で行方不明だったフェリシアとアリアの異世界座標が判明した。
再会も時間の問題ね。
リルヴァナ、イツキ、イブキ、ルミナ先生、ハルトは各異世界に散って、かつての仲間――《ファントムレイダーズ》や理沙、奏羽たちの捜索に出かけたみたい。
サラ、レイナ、かなえも同じね。
異世界ラグナヴィアにいた人たちの行方を追っているの。
魔王カケルや冥王アスカも、どこかで活躍しているはず。
リチャードさんはまだ謎が多いけれど、原初神として立ち上がった。
リルヴァナは「ラスボスに違いない」と鼻息荒く言っている。
たぶん誤解だと思う。
ユイナの正体には、私も驚いたわ。
今はラッキースキルを放棄したらしい。
記憶を取り戻す前から、アーリエルはユイナに気を遣っていたようね。
アイルに事情を詳しく説明すると、寝ぼけた声で答えたの。
「ウチは長い間、夢を見とったんやな」
今は異世界カオスフィアで、魏呉蜀連合国の賄い担当をしているわ。
ロウィンはどうしたのかって?
時空大渦の消滅後、転生の光は見えなかった。
それでも、どこかにいるはず。
王国を抜け出して旅に出ようとすると、外でビビアンたちが見送りで待っていたの。
短い別れの後、私は心を決めて歩き出す。
「ロウィンを見つけたら、今度こそ、真の勇者にしてあげる──!」
平和な日常と、これからの冒険。
私たちの物語はまだ、終わらない──。
読んでくださった皆さま、本当にありがとうございます。
そして、ブックマークや評価をしてくださった方々にも、心から感謝です!
物語は一区切りですが、キャラクターたちの冒険はまだまだ続きます。
彼らの未来や異世界での活躍も、ぜひ想像の中で楽しんでくださいね。
これからも応援してくださる皆さまに、改めて感謝を。
次の物語でも、一緒にワクワクする冒険を楽しみましょう!




