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プロローグ 魔王に昇格?

履歴書オープン

《日本人 男性 36歳》

《名前 健一》

《ひとり暮らし、パートで介護職 夜勤しかやらない生活夜型》

《性格基本穏やか時々毒舌 綺麗好き 無口 人混みがきらい 人間不信》


休みは映画やアニメを見て過ごす。

とくに出かけない、コンビニ、スーパーのみ。

向上心あまりない。

帰り道突如魔法陣が出現し知らない世界に飛ばされてしまう。

獣の森に転移し何故かコーヒー缶与えると懐かれてしまう。

従えるようになりそのまま獣の森を探索し始める。


夜勤明けの帰り道、不眠不休の16時間から解放され心は軽くなるが身体が鉛のように重たくなっていた。

「ち、くそ早く寝たいのに満員電車で座れない」


寝てないせいか視界も聴力も弱くなり周りの声がうまく聞き取れない•••周りの人は元気にはしゃいでいた。騒音にしか聞こえなかった。「そうか、今日は日曜日か?」だからこんなに人がいるのかとため息を深く吐く。 ハアぁぁぁー。

各駅に乗り換えるかと決意し電車を降りようとした瞬間、駅のホームの床に光る魔法陣が出現していた。


飛び越えようとしたが光の柱に入ってしまい抜け出せなかった。

しかしここで疑問に残る魔法陣が赤く光っていた、「なぜ赤い、普通は••••」


気がつくとおれは別の世界にいたことを知る。

「ここは、、どこだ?」

周りを見渡し冷静になってみる、、、

身体が軽くなり異常な眠気もなくなっていた。


周りは知らない森しかなかった


持ち物は?おれの今やることは?と頭の中でやる事リストを書いていた。

ポケットを探るとスマホと財布、鍵、アメ玉2個、コーヒー缶が入っていた。最後に一服しようとしたが忘れていたコーヒー缶がありラッキーとにやりとした。

リュックには着替えとタオル、充電器が入っていた。

空は知らない星々が連なっていた、ここは地球じゃないな•••「違う地球か、別の星か別の宇宙か?」

スマホを見るが圏外になっていた、バッテリーを節約するため電源を切る。



この流れは、、、ここでおれは頭の中で唱えてみる。

「ステータス、オープン」と

見た事ないパネルが目の前に出現した。


《名前 なし》

《人間族 男性 36歳》

《能力 なし》

《LV 1》

《HP 250》

《MP 790》

《称号 異世界に巻き込まれた元労働者、

    長い夜を耐えうる素質》


なんだ、この残念スキルはと今まで出したことのない声量で怒鳴り散らす。名前がまだないのかとあとで考えるか。


ふと森がざわつきはじめ、グワん、グワんと見た事ない獣が2匹こちらに殺意剥き出しで吠えていた。今にも飛びかかってきそうだ。


狩られる カラレテシマウ••••

ここで終わりか生まれ変わったのに、、、


手に転げ落ちたコーヒー缶が当たる、腹が減ってそうな獣に与えてみると見るからに大きい尻尾をふりながらワンワンと鳴いて2匹とも撫でてと言わんばかりにおなかを見せていた。未知の味を知ってもっとくれと待てのポーズをしていた、かわいい。

「顔は怖いが可愛いなぁぁぁー」と2匹ともふもふしまくる。

ふと獣の顔を見ると立派な角が2本あり赤く光っていた。

色々と、遊びを教えてみた。

「待て」「伏せ」「狩れ(やれ!)」「取って来い!」など


遊んでいて仲良くなり従えていた、空が明るくなっていた。

もう一度ステータスを確認し木の上で休もうと決めていた。


「ステータス、オープン」


《名前 なし》

《人間族 男性 36歳》

《能力なし》

《LV 1》

《HP 110》

《MP 950》

《称号 異世界に巻き込まれた元労働者 

    長い夜を耐えうる素質

    魔族をたらしこむ素質》

なぜかMPが上がっていて称号が増えていた、このMPはどうやって発動するんだ?と考えながら心地いい眠気とともに重たい瞼を閉じた••••これからどうなるんだろぅぅ。

初めての長い夜が明けようとしていた、、、



生まれ変わってまだ誰にも呼ばれない為名前がなしになっている

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