表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
196/327

196 ちまきと縁が遠い人

 こんにちは。


 今日から祇園祭。

 この一年の間に、友達を色々案内して、そのたびに思っていたのは、祇園祭りのちまきを玄関に祀っているお宅が多いなぁという事。もちろん府内の話だけれど、外でも見かけた。

 ふと、昔の事を思い出して。お婆ちゃんかお爺ちゃんがよく買ってきてくれていたなぁと。


 お爺ちゃんの場合は、ちまきが必要なのでは無くて、私を長刀鉾に上げる為に買ってくれていたと思う。一緒にお祭りへ行くと「長刀鉾に乗りたいか?」聞かれて、私はよくわからなくても「うん」と言っていた(笑)

 長刀鉾はちまきを買ったら鉾に乗せてもらえるのだ。階段、子供の足には高くて大変だし、暑いし狭いし、人が多いし……で、鉾に乗れるというトンデモナク特別な経験の価値を理解していない私は「うん、と言わなかったら良かった……」と思っていたのだけれど、それもいい思い出。

 だからちまきという物は、欲しいとの望まなくても大体の年は、手に入れられていたものだった。


 ちなみに、ここでいう「ちまき」というのは、厄除けのお飾りで、玄関に一年の無病息災を願って掲げるものなのです。スサノオさまと蘇民将来のお話をご存知ですか?ボロボロの姿のスサノオさまを快く泊めてくれた蘇民将来のお家を、蘇民将来の子孫だと分かるようにしておけば、スサノオさまが厄病から守ってくださるという言い伝えです。

 祇園祭の主祭神はスサノオさま。伝承は茅の輪なのでチガヤですが、笹の葉で作ったちまきも同じ効果があるものとして、飾られています。


 祖父母も亡くなってしまい、最近はまったくちまきを飾っていなかったなぁと、飾ってある家を見るたびに良いなぁ~と思っていたので、今年は授かりに行こうと思って、今日行ってきたのです。


 夜は人がいっぱいで動けなくなるから、昼の内に買いに行こうと出かけたのですが……なんと私が行った時点で売り切れ……まじでか……


 昔は夜の歩行者天国が始まってからでも、普通に買えたのに……、というか、まだ午後2時ごろの話です。早すぎませんか……

 私が買いに行ったのは長刀鉾。一番有名ですよね。他の山鉾に行けば多分、まだ残っていたんでしょう。しかし、私は続きで用事があって遠くのお店まで行く予定をしていたので、断念してとんぼ返りしました。

 長刀鉾のちまきが欲しかったのもあるんでけど、一番東の端にある鉾だから、買いやすいというのもあったんです。


 さっき、ちまきについて嘘を書いてはいけないと思って、一応調べてみようと思って検索をかけたら、転売のちまきが出てくる出て来る……。なんで?ほんとなんで?自分の足で、授かりに行かないと意味ないでしょ……。というか、みんな地元にそれぞれに、護ってくださっている神さまがいるでしょう?地元の神さまを蔑ろにしないでよ~!

 こんなところでも転売ヤーか……。スサノオさまは、正しいものには優しいけれど、不義理なものにはとても恐ろしい神さまなんですよ……。スサノオさまを意地悪をして泊めなかった、蘇民将来のお兄さんは不幸になっていますからね。

 代理購入をしてくれる人がいないくらいに、縁が無い人は逆効果かもしれないから諦めた方がいいですよ。スサノオさまの神社は全国にたくさんあるはずですから。地元の神社で、蘇民将来と書かれたお札やお守りをもらって来たください。

 

 あーあ……。なんだか、大切なお祭りまで金の亡者の食い物にされていて嫌だなぁと思った一件です。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ