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2 大きくなった

シルベローナ


 やあ、友人よ。六歳になったシルベローナだよ。すっかりこの名前で呼ばれることも慣れた。

 懐かしき日本では、七歳までは神のうちなどといわれていたが、こちらでも子供は似たようなもので脆い存在と思われている。そんななか私も兄も元気に育つことができている。裕福な家の子として生まれついたからだろうな。まともに家を運営している両親には感謝しなくては。

 だから習い事もめんどくさがらずやろうと思う。あまり興味のない分野だが、ここまで愛情を持って育ててもらったのだ、マナーなどを身に着けて少しでも恩返しとしなければ。

 ちなみにまっさきに注意されたのは口調だった。だがこれを変える気はない。というか前世と今生を合わせて二十年ほどこれなのだから、変えた方が違和感がある。いくら注意しても直すことのないこれを教師たちは受け入れたよ。私の勝ちだな。

 勝ち誇る私を微笑ましさと呆れで見ていた家族は、どこでこのような口調を身に着けたのか心底不思議がっていた。私自身ももう記憶のかなたできっかけは思い出せないな。

 まあ、これ以外は優秀な生徒であったと自負している。知らない部分を修正されることはあっても、間違いを修正されたことはない。だからよけいに口調がこれなのが悔しそうだった。これは個性で、個性ならもう仕方ないと受け入れるように教師たちは自身に言い聞かせていたな。

 

「ジーナ、なにぼんやりしているの。そろそろでるよ」


 そろそろ十歳になろうかという兄上がソファに座っている私に声をかけてくる。

 ぼんやりもするだろう。とっくにこちらの準備はできているのに、両親はまだ出立準備をしていたのだから。


「声をかけてきたということはやっと出られるのかね」

「そうだよ。ほら行こう」

「うむ」


 伸ばされた手を取り兄上と一緒に玄関に向かう。荷物は先に運び出してもらっているからてぶらだ。握った兄上の手は少しばかり硬い。剣の稽古を頑張っている証拠だろう。たまに稽古姿を見るが、真剣に稽古に励んでいる姿はなかなかによいものだった。思わず声援を送ったところ、一緒にいた父上が嫉妬していた。あなたには母上の応援があるだろうに。

 さてこれからどこに行くかというと、六年滞在した王都から本宅のある領地に向かうのだ。父上や兄上は一年のうち四ヶ月ほど本宅に帰っていたが、私は初めてだ。六歳となり馬車旅をしても大丈夫とみなされたらしい。

 本宅では祖父母が私たちの帰りを待ちわびていることだろう。期待に応えられるよう理想の孫を演じなければな。

 玄関を開けると緩く春風が吹きつけてくる。長く伸びた黒髪が風に揺れる。あまり長いのは趣味ではないのだが、家族が切らせてくれない。なにも坊主にするとは言っていないのだがなぁ。

 風になびいた髪を手で押さえ、スカートも押さえる。


「そういった姿を見ると、一端の令嬢なのだけど」


 残念そうに言ってくれるな我が兄よ。私の年齢でここまで令嬢として完成された存在はいないと思えるのだが。


「不満そうにされてもな。たしかに所作は令嬢として同世代の中でトップかもしれないよ? でもね口調とやっぱり目がね」

「目のことは私自身でもどうにもならぬ」


 前世からなのだが、我が瞳は独特な雰囲気を漂わせる。友人は死んだ魚の目と言っていたか。今生でもこの瞳と付き合うことになると知ったときの気持ちは筆舌につくしがたい。教師たちに倣ってこれは個性だと自身に言い聞かせる日々だ。私自身は眠かったり、覇気がないわけではないのだよ。どうしてこうなのか、誰か私に教えてほしい。もしや前々世でこうなってしまうほどの悪行を重ねたのだろうか。


「ごめんごめん。まあ、だからたまに見せる感情のこもった瞳は印象深いのだけどね」

「そんなにかわるだろうか?」

「かわるね。喜び嬉しさそういったものが宿ったときのジーナは国一番の美しさだと思うよ」


 まったく兄上は口が上手い。将来その言葉でどれだけの令嬢をなかせることか。それなりに顔立ちは整っていると自負はある。だが身内びいきだろう。それでも褒められて悪い気はしない。思わず少し頬が緩み、足取りが軽くなってしまう。


「待たせたね。さあ出発しよう」


 風に運ばれてきた花の香りを楽しんでいたら、父上と母上も玄関から出てきた。

 母上がこちらを見て、なにか気付いたように口を開く。

 

「うん? ジーナはなんだか上機嫌ね?」


 わかるか。さすがに親として私を見続けただけのことはある。


「兄上が褒めてくださったのだ。国一番の美しさと」

「あら、ウェルオンそんなこと言ったの?」

「瞳に感情が宿ったときというのが抜けているよ」

「ああ、それなら納得ね。普段が普段だから印象強いわよね」


 母上までそのようなことを言うのか。まったくその瞬間を自身で確かめてみたくなってしまう。どれほどの別人が見られることか。いつも手鏡を持ち歩いていようか。


「さあさ、馬車に乗ろう。話は中でゆっくりとだ」

「うむ。父上頼む」

「はい、お嬢様」


 一人では上がりにくい高さなので父上に頼むと、笑みを含んだ声で了承され抱えられる。

 向かい合った長椅子の奥に座ると、兄上が入ってきて隣に座る。すぐに両親も入ってきて、メイドによってドアが閉められた。

 馬車が動き出し、かすかな振動が椅子越しに伝わってくる。

 本宅は王都から馬車で七日ほどと聞いた。遠すぎることはないが近いわけでもない微妙な距離だ。習い始めたばかりの魔法について考えるという暇潰しはあるし、退屈しすぎることはないだろうさ。

 

 がたごとと馬車に揺られ続けて六日。ずっと馬車の中に閉じ込められていたわけではないが、多少の窮屈さがあった。家族も同じだったようで、休憩時はほっとしたように外に出て、空気を胸いっぱいに吸い込んでいた。

 馬車は思ったよりは乗り心地が良いものだった。前世の自動車と比べると揺れたが、幸いこの体は酔いに強かったようでぼんやり考えごとをしていれば気にならずにすんだ。揺れを抑えるための機構も良い仕事をしていた。たまにすれ違った庶民の馬車とは移動音や揺れの大きさが違ったのだ。さすがは貴族の馬車だ。前世の馬車との違いもきっとあるはず。この世界独自の技術、機会があれば調べたいな。

 そんなことを思いつつ馬車から降りる。今日の宿に到着したのだ。

 先触れの兵が知らせたようで、村長らしき老人や宿の従業員たちが宿入り口に立っていた。これまでそんなことはなかったので、不思議に思う。それを察した母上が領地に入ったからだとこっそり教えてくれた。むう、そんなに不思議そうな顔をしただろうか。

 父上と村長が挨拶をしている間に、集まった人々を見る。反応は二種類だった。うっとりとしたもの、不思議そうなもの。うっとりとしたものは両親と兄上を見たからだ。美男美女の両親と花開き始めた色気というものを感じさせる兄上。不思議そうなのは私の髪の色や目を見たからだろう。顔の良さは家族に負けてはいないが目がな……。目が合うと、一瞬驚いて視線をそらす者がいるから間違いないだろう。

 そんな感じで初めて見る村というものを観察していると話が終わったようで、兄上に手を引かれる。


「中に入れるよ」

「わかった」


 一瞬羨ましげな視線が手に集まった気がする。美少年に手を引かれたいという少女と元少女が自分もそうされたいと思ったのだろう。想像するだけなら自由だ、思う存分空想にふけってくれ。

 部屋に通されるとそこは綺麗に掃除された大きな部屋だった。ここで家族一緒に一夜を過ごすのだろう。しかし大きめのベッドが二つしかないが。


「父上と母上、兄上と私でわかれる?」

「そうなるわね。でも久々にあなたたちと一緒に寝たくもあるわね。三人一緒に眠れるかしら」


 母上がベッドに近づいて大きさを確認している。それに父上が苦笑を浮かべた。


「おいおい独り占めはずるいよ。一人寝は寂しいのだから、ウェルオンとジーナのどちらかはこっちにくれないか」

「僕が父上と一緒に寝る」

「あら、どうして? 私と一緒は嫌?」

「嫌じゃないけど、少し恥ずかしい」


 兄上が少し頬を赤らめて母上から視線を逸らす。このように照れたところは家族にしか見せない。メイドたちがこの場にいれば、あとでキャアキャア騒いだのかもしれない。

 母上は少しだけ目を見開いて、すぐに微笑ましそうな表情になった。兄上の成長を実感しているってところだろうか。


「……そうね、もう十歳だものねぇ。わかったわ、ジーナ一緒に寝ましょう」


 おいでと両手を広げられたので、素直に近づいて抱かれる。そのまま抱き上げられた。


「ジーナも年々重くなっていってるわね。そろそろこうして抱き上げることもできなくなるのかしら」

「もう少し大丈夫だと思われる」

「そうであってほしいけど、順調に大きくなってほしくもあるわね」


 母上は私を抱いたままベッドに腰掛ける。そのままゆっくりと頭を撫でられる。

 兄上がなぜか安心したような目で見てくるがなぜだろうか。自分が抱かれず安心しているんだろうか。ハグくらいは受け入れてあげてもいいと思うが。

 母上が私を抱いたまま、父上兄上と話していると扉がノックされる。扉の向こうから兄上付きのメイドの声が聞こえてきた。父上が入室を許可すると、メイドは扉を開けて風呂の準備ができたことを告げる。

 母上が父上に視線を向ける。父上は小さく頷いて口を開く。

 

「君とジーナが先に入るといい。ウェルオンもそれでいいかい?」

「うん」

「ありがとう二人とも。そういうわけだから私とジーナの着替えを」


 メイドが承知したと頭を下げて急ぎ足で去っていく。

 母上の膝の上から降りて、一緒に部屋から出る。心持ち足が速くなる。昨日泊まった村には風呂がなく、お湯を入れた桶で体を拭いただけなのだ。疲れをとるにはやはりお湯に浸からねばな。


「機嫌がいいわね」

「うん。お風呂嬉しい」


 そうねと言い、母上は微笑む。


「いつも喋り方が硬いから、たまに見えるそういった年相応の雰囲気や仕草は安心できるわね」

「子供っぽいだろうか?」

「あなたくらいの年頃の子供が子供っぽいって気にするのはおかしいわねぇ。もう少し年をとれば背伸びしたくなるのもわかるけど。ともあれそのままでいなさいな。どうであれ、あなたは私たちの愛しい家族よ」


 あるがままを受け入れてくれる家族に感謝を。使用人たちの中には周囲と違う私を見て、眉をひそめる者もいるからな。それくらいで傷つくことはないが、それでよしと認めてもらえるのは嬉しいものだ。

 今日はサービスとして母上の背中を洗おう。父上には肩たたきを。兄上は……好物のおかずをわければいいか?

 母上の背を洗うというと驚かれたが、嬉しそうでもあったからやってよかったのだろう。父上の肩たたきも同じく。兄上におかずをわけると最初は不思議そうに、少し心配そうになったあとになにやら納得した様子になった。どういう心境の推移があったのかよくわからない。美味しそうに食べていたので、問題ないだろう。

 食事のあとは、部屋でトランプなどで遊び、母上と一緒に眠る。夏は暑いだろうが、まだ夜は肌寒いこの時期ならば、温かく互いに心地よい眠りにつくことができた。ずっと抱きしめられた状態でほんの少し寝苦しくはあったが。



侯爵者次期当主ウェルオン


 僕には四歳下の妹がいる。目と言葉づかいで誤解されやすいが、可愛い妹だ。

 よく覚えていないけどジーナが生まれたばかりの頃は怖がっていた気がする。父上や母上に確認すると頷かれた。目を怖がっていたらしい。今でこそ慣れたけど、小さい頃なら無理もないと思う。

 なにか病気でもなく、悪いことを考えてああなのではなく、生まれついてあれだと子供心に理解して慣れ始めたのだと思う。

 そうして一緒に過ごしだすと、案外普通なのだ。甘いものを前にするとそわそわして、なにか興味あるものがあると口元が楽しげに笑みをかたどり、それに集中する。本を読んでとねだってくることもあり、楽しそうに聞いてくれる。

 おかしなところもある。その最たるものが口調だろう。どこで覚えてきたのか、男っぽい。令嬢にあるまじきものとして教師たちも矯正に頑張っていたが、その口調のまま現在に至っている。ジーナ自身それをおかしなものと思わず、諦めた教師たちを前に少し得意げにしていた。それ以外は教師の期待以上な結果を残すだけにたちが悪い。

 そんなジーナも六歳になり、旅に耐えられる体力がついたので、領地に顔を出すことになる。

 当主はほかの貴族との付き合いや領地から上がってくる報告を城に渡すため王都で暮らし、前当主や分家が領地の経営を行う。任せっぱなしはよくないからたまに父上と一緒に向こうに行くことがある。そのときに経営方針の確認と再決定を行う。

 そのほかに分家や商家との付き合いもあって、それぞれの子供たちとの顔合わせもある。彼らを見るたびに思うけど、あまりジーナとの相性はよくなさそうだ。顔色を窺いながらすり寄ってくる子がほとんどで、友人と呼べる子は少ない。すり寄ってくる子は弱みに鋭く、たまにそこを突くような言動をしているのを見る。僕から離れて隠しているつもりらしいけど、隠しきれていない。そんな彼らがジーナを見たら髪色や目を攻撃する材料にしてくるかもしれない。

 いじめられないようジーナのそばから離れないようにしないと。メイドとかもたまに陰口言ってて、ジーナは気にしてないけど内心どう思ってるのかはわからない。傷ついているかもしれないし、これ以上傷つかせないためにも分家が馬鹿なこと言わないように注意する必要がある。

 そんなことを思いつつ自分の支度を終えて、ソファに座り足をぶらぶらとさせていてるジーナに声をかける。

 手を取って歩き出す。ジーナの小さな手は柔らかく温かい。少し力を込めると、握り返してきた。

 玄関を開けると春風が吹きつけてくる。ジーナの髪やスカートを揺らし、それを押さえる仕草は楚楚としていて作法をしっかりと身に着けた令嬢そのものだ。

 それを指摘し、目について触れると、少し落ち込んだ様子を見せる。ああ、悲しませてしまった。


「ごめんごめん。まあ、だからたまに見せる感情のこもった瞳は印象深いのだけどね」


 そう言うと不思議そうに見返してくる。


「そんなにかわるだろうか?」

「かわるね。喜び嬉しさそういったものが宿ったときのジーナは国一番の美しさだと思うよ」


 嘘ではない。ただのガラス玉が宝石のごとき煌めきを見せ、美貌も相まってそれはそれはとても可愛らしい。贔屓ではなくこれまで出会った令嬢たちの中で一番だ。普段からそうであれば、誰からも愛される子になっていただろう。実際は家族の前でしか、そのような変化は見せないが。

 母上が言うには、気を許せる相手しか見せないのだろうということらしく、陰口を叩くようなメイドが見れなくて当然とは思う。そろそろジーナにもメイドが付く、そのメイドが気を許せるような存在であればいいけど。


「うん? ジーナはなんだか上機嫌ね?」


 出てきた母上がジーナの様子に気付き、ジーナが褒めてくれたと嬉しげに答えている。

 微笑ましそうな視線がこっちにも向いて、僕の感想に同意だと言ってくる。

 一緒に話を聞いていた父上に促されて馬車に乗り込む。馬車の旅は時間を潰すのに少し苦労するんだけど、ジーナはなにか考えたり初めての外を楽しんでいて退屈はしていないようだった。なにを考えているのかと聞くと魔法についてらしい。もう少し詳しく聞くと、魔力がどのように魔法という現象を起こしているのかだそうだ。研究者のような興味の持ち方だなー。僕なんかは魔法の使い方を習って、使えるようになって、そこまでおしまいだ。ほかの人たちも似たようなものだろう。このまま大きくなっていけば、ジーナの将来は学者だろうか。

 護衛や日頃の治安維持のおかげで旅は順調に進んでいき、明日には本宅に到着というところまできた。

 今日の宿に入るため馬車から降りると、村長たちが宿の前で待っていたため注目される。僕と父上母上への視線はいつもの同じで、ジーナに向けられたものは好奇心といったものだ。あまりいい視線じゃない。ほんの少しジーナの表情に陰りも見える気がする。話が終わったらすぐにでもジーナの手をひいて中に入ろう。

 警備のため家族で一緒の部屋に入って、家族だけになったらジーナの表情に陰りはなくなった気がする。

 そのあとはずっと家族だけで過ごして、ジーナは嬉しそうだった。

 夕食になり、ジーナがおかずを渡してきた。気分が悪いか疲れがでたのかと思ったけど、そうではないらしい。そういえば食事前に突然父上の肩を叩いていたし、そうしたくなったのだろう。たまになにを考えているかわからない行動するし、今回もきっとそれだ。

 食事が終わって、のんびりとして眠りが押し寄せてくる。

 一緒のベッドで眠る父上の気配に安心感を得ながら小声で話しかける。


「父上」


 なんだいと返してくる父上に、村人に見られたときのジーナの様子を話す。


「本宅でもあまり人目にさらすようなことにしないように注意しないといけないのかな?」

「そこらへんはお爺さんとお婆さんが注意していると思うよ。それにジーナもそこまで気にしていないんじゃないかな。家族以外の反応は流している節がある」

「表向きはそう見えても内心はどう思っているかわからないよ」


 平気そうに見えるからって気にかけずにいて、あとで傷ついていたって知って後悔はしたくない。


「まあ、そうだね。お爺さんたちに言っておくよ。私もジーナが穏やかに暮らせていけるならそれがいいしね。もちろんウェルオンたちの平穏も願っているよ」


 そう言いながら頭を撫でてくる。そういえば最近は言葉で褒められることはあっても、撫でられることはなかったな。

 なんだか安心するというか心穏やかになってくる。


「おやすみなさい」

「うん、おやすみ。いい夢を」


 明かりを落として暗いが、父上が微笑んでいるとなんとなくわかる。

 慈しむように撫でられ、穏やかに寄せる眠気に誘われるまま目を閉じる。きっと明日の目覚めは爽快だろうと思えた。

誤字指摘ありがとうございます

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