表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
99/100

遥かな懐かしさ4


ロイが顔を寄せてきて、私の額と額を合わせた。


「一緒よ。」


私のそう言う唇に、滑るように彼の唇が降ってきた。

彼の暗黒が、私にも移ってきた。


早く…

まだ意識があるうちに。


唇が動かせるうちに、たくさん伝えなければ。


「ロイ、貴方をずっと愛してる。今も、以前も、これからも…!」


微笑みながら、涙をやっぱりこぼした私を、ロイは目を離さずに微笑んで見つめ続ける。


私の頬の涙を指で拭いながら彼が言った。


「俺もだよ。ああ、凄く幸せだ!」


思わず笑った私に、最後に彼は言った。


「人になれて良かった!」


とても罪な言葉。


自分勝手で、独善的で、愚かで…

とてもじゃないけれど、神の言葉じゃなく…


それなのに、最高に愛ある言葉。


ありがとう。


意識が消え行く中、暗闇に呑まれるかと思ったら、そこは白くて優しい光射すところだった。


私は彼の気配に包まれて眠る。


常に愛されて護られた穏やかな眠りを享受する。


ねえ、目覚めたら……………………………………




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ