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夢から覚めたら異世界でした  作者: 東条 太郎
第一章 異世界到着編
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第八話 依頼の準備

今回は、かなり短めです。

 


俺は今、あの宿にいる。

 もちろん依頼を遂行するために、今からアイテムを買いに行くためだ。

 そこで俺は、市場でモンスターを討伐するための用意をする。

 市場へ、レッツゴー




 到着

 ここでは、いつものように景気のよい声があたりを行きかっている。

 俺は、ここ1ヶ月で調べた中で、信頼できて、且つ安くで売っている露店に入る。

 別に、国営の所で買ってもいいのだが、あそこはあそこで、なんだか堅苦しい気がするのだ。

 その分、露店では気軽に入れていい。

 もちろん、1つ1つ店によって値段が違うのだから、ぼったくられないように注意を払う必要があるが。


 「いらっしゃーい。

 ポーション、携帯食料、砥石、テントが安いよ~」


 いつもよりポーションが2割、携帯食料が1割、砥石は1、5割ほど安くなっており、テントにいたっては、5割引、半額になっていた。

 今日はついているかもしれない。かなりの激安大特価だ。


 「やっぱり、ポーションとかはいるよなぁ。

 あぁ、あと食料もいるなぁ。ついでに、この剣砥ぐ為の砥石もいるなぁ」


 Dランク依頼なのだから、黒の大剣は砥ぐほど、消耗しないと思うが、なんだか某狩猟ゲームの、狩猟クエストに行くような感覚で準備を進めるべく、買い物をしていく。


 「でも、やっぱりそんなに道具もいらんだろうけど、今後のために少し買い溜めしておくか」


 鉄平自身が稼いだお金は、あまり持っていないが、この世界に来たときに、ロリでもドジッ子でもない神様からもらった(元は自分のゲームのやつ)お金があるため、少しくらいは買える筈だと思い、ずいぶん先になるまで使うはずのない、飛竜ワイバーン用のトラップや、使い捨てタイプのテント《マジックワールド》でいそしんだ、懐かしの調合台などや、少し多めにポーション等の必需品をいろいろ買いこんだ。

 そして宿に帰り、


 「フム、少し買いすぎた」


 手をあごに当てて、もうすでに後の祭りとなった、道具の山を前に考える。

 この、大量の道具の山を、どうやって片付けるかを。


 「うん、少し重くなるけど、アイテムポーチに入れよう。重くなるのも、許容範囲内だろうしね」


 そう思い、彼は大量のアイテムの山から、崩さないように1つ1つ取り出し、ポーチに入れていく。



 

 彼は、1時間かけて買ったばかりのアイテムをきっちり整理をしながらしまっていく。

 ハラリ

 依頼書が、かかんだ際に落ちてしまった。

 鉄平は、これを見て受けた依頼をよく見ていなかったことにきづく。


 「そういえば依頼の場所はドコかな?」


 そういいながら、依頼書を確認する。

 (だが、初めての冒険者らしい依頼のため、気分が高騰して、しっかりと確認できなかった鉄平である。)


 「さぁ~て、目的地はドコかな~?」


 そういって、彼は地図を取り出してから依頼書の目的地の欄を見る。

 

 “目的地”

  龍谷

 


 「龍谷?

 聞いたことがないな。何か、まさに龍が出てきそうなところやな。まぁ、でもDランク依頼やから、そんな心配は必要ないやろうけど。

 て言うか、遠いな!!

 大体歩いていって、3~4日ってところか」


 おおよその距離を目測で計って思う。

 だが、歩いて3,4日くらいなら、むしろ近いほうなのだが、まだほとんど街の外に出たことがないため、いまいち感覚が分からない鉄平である。


 「まぁ、受けたもんは仕方がない。

 返しに行くのも面倒やしね。んじゃ行きますかぁ~」


 元気よく、宿を出て東門を目指し、さらにそのもっと奥にある龍谷を目指して彼は歩き始める。



最後までお読みいただきありがとう御座います。

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