【エピローグ】仮面の向こう、次のダンジョンへ
新しい土地に向かう前夜。荷造りの途中、俺はあのパンダの仮面を手に取っていた。
白地に黒の縁取り。かつての『血に飢えた狼』としての仮面であり、父であることを隠していた証でもある。
「……もう、出番はないよな」
それでも捨てる気にはなれず、俺は静かにバックパックにしまった。
あれは、あの騒動の目撃者だったのだから。
と、そんな時だった。
端末に届いたのは、PANDORA社経由でのメッセージ。
【着信:PANDORA社】
『シスター・パールという新鋭配信者が、イーヴン様に相談したいとのことです。
当社製品の応用に関して、ご意見を伺いたいとの希望で──』
「パール……?」
記憶に全く無い、その名に、俺は小さく笑った。
新しいダンジョン、新しい依頼、そして新しい配信者たち。
仮面の裏にいた俺の旅は、どうやら、まだ終わりじゃないらしい。
──さあ、始めよう。
次の芸術を、描くために。
【To the next dungeon.】
▼ 後日談はこちら(Kakuyom)https://kakuyomu.jp/works/xxxx
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ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。
父と娘、それぞれの想いがすれ違いながらも、少しずつ再び重なっていく姿を、楽しんでいただけたなら嬉しいです。
──でも、彼の旅はまだ終わりません。
新天地、新たな仲間、そしてまさかの企業コラボ……!?
あの配信者の行き着く先を、もっと知りたい方へ
ぜひ、覗いてみてください!




