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闘鬼~転生先は寿命以外で死なない種族、戦闘からは逃れられません(泣)~  作者: komofy
第4章入園直前編

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第671話部活の様子

「では、皆さん、魔法陣に乗って帰りますよー」


「「「「「はーい」」」」」


ミラナの宣言と同時に中央に魔法陣が出現し、クラスの皆はその中へと招集される。

そして、全員が集まり終わると、魔法陣が起動し、元の教室へと戻ってきた。


「皆さん戻ってきましたねー。

では、今日の授業はこれでおしまいです。

明日もまた元気にお会いしましょうねー」


「「「「「はーい」」」」」


ミラナが締めくくるのとほぼ同時に授業終了を告げる合図が鳴り響き、今日の授業は全て終了となった。


「お腹空いたね。

さっさと食堂に行って、ご飯にしようか」


「ん、そうする」


ウィリィンはエトゥと一緒に食堂へと向かった。

今日もかなり動いたのでお腹が空いた。


「そういえば、いい部活は見つかった?」


ウィリィンはエトゥに対して雑談を振る。

エトゥは生産部に所属しているが、さらにもう一つサブとなるような部活動を探し、色々な部活動に体験入部していた。


「ん、まだ。

まあ、急ぎでもないし、気長に探す。

今日は生産部に顔出して作業をしないといけない」


部活動はすぐにでも確定しなければならないというルールはない。

まあ、今の時期が人の募集を行う真っ盛りではあるため、時期のようなものは存在するだろうし、遅れて入った時には既に他の子はグループになじんでいるということはあり得る。


「自身のお腹が満たされやすいように品種改良をしたいって話だったね」


エトゥは体質上、人以外からは栄養の吸収効率が悪い。

獲物の安定供給などの側面から、他の食べ物でも同様に腹が満たされるぐらいの吸収効率を得られないか検証している。


「まだその段階にはない。

既存の植物を一度収穫するところまでできるようになるのが第一目標。

改良も試みてるけど、とても小規模」


「へえ、植物を育ててたんだね」


ウィリィンのイメージだと肉の方が強かったため、意外であった。


「ん、魔道具で管理も楽。

水やり、温度、日差し、全部管理できる。

数日に1回様子を見るだけでいい」


「へええ」


動植物を扱う以上、かなり手間暇がかかるものかと思っていたが、大体の調整を魔道具によって完結しており、ほとんど人の手を入れる必要がないようだ。

そうこうしているうちに食堂へと着き、2人は席に着く。

そして、ウィリィンはメニューの中から今日食べるものを選択する。

そして、ほどなくして料理が運ばれてきて、ウィリィンはそれを食ベ始めると、エトゥはウィリィンの腕に刺したチューブから血を摂取し始めた。


「ウィリィンは部活動順調?」


「うーん、どうだろうね。

生徒会はまだ一度巡回をやってみた程度だし、魔法部に限ってはまだ具体的な活動は一切してないからね。

生徒会は色々な揉め事を経験すれば、慣れてくると思うし、魔法部は探求する場所だから、知らないこと、できないことを一つ一つこなしていくしかないんじゃないかな。

でも、やっていけそうな気がするよ」


ウィリィンの現状の部活動に対する所感はそんな感じだ。

まだ入部したと言っても日は浅く、慣れた、馴染めたとは言い難い。

だが、最初から転ぶような事態は起きておらず、無難以上にスタートは切れているように思う。


「ん、良かった。

特に魔法部はウィリィンの戦い方と合ってると思う。

ウィリィンは魔法で何を探求したい?」


「んー、費用対効果の最大化と、攻撃の精密化かな。

やっぱり、どれだけ少ない労力で物事に対処できる力が一番大事だと思うんだよね・・・」


「今でさえ、十分にえげつない量。

これ以上コストカットされて、魔法の数増やされたら手に負えない。

だけど、なんだか、現実味というか、ロマンにかける感じ・・・。

もっと辺り一面を焼け野原に変えるとか、溶かしつくすとか、無敵になるとかそういった大技みたいなのは使いたいと思わないのが、らしい感じはする」


確かに、ウィリィンが言う効率化を突き詰めるという発想にはキラキラした感じはない。

まあ、ウィリィンがそういった夢を語るような人物ではないので当然と言えば当然ではあるのだが、実際にその口から聞くと、その実感がより湧いてくる。


「まあ、そういった技って、どういった効率とかを突き詰めた基礎があって、結果そうなっているだけで、そういうのを作ろうとして作るとどこかで頭打ちするだけな気がするんだよね。

だから、別に目指してないわけではないと思うよ?」


ウィリィンは結果として、そういったとてつもない火力の魔法を使うようになるという側面から弁明をするが、


「目的が大きな魔法をぶっ放すではなくて、より魔力少ない魔力で攻撃したいの時点で炸裂した魔法が起こした事象が同じで説得力はない」


「それを言われると何も言い返せないね」


残念ながらエトゥに論破されてしまった。


「キラキラはしてないけど、強さを正確に捉えて求めている感じは好き。

ウィリィンの強さだと思ってる」


「エトゥもそういう強さに関する貪欲さは食欲に結びついているのもあると思うけど、強くていいと思うよ」


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