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前回からのおさらい1文
イコール森の熊さん→メビウス、マスター会話→
僕、イコール平手とデコピン→メビウス、モナリザか
僕は今、「絵画」を観ているのだろう...
間違いない!!絵画だ!!
この絵は..かの有名なあれだ
あのやつだ..何処となしか..そうではないか?
そんな事すら感じてはいたが...
0「ん~~~~~ダ・ヴィンチ!!!!」
音「スパーン!!!!」
0「痛っ!!」
=「それを言うならモナリザですよね♪(笑)」
僕はそんな事は重々判っている
解ってはいるので、こんな事を言おう...
0「イコールくんは、いったい何を聞いていたのか!!
僕は先程、もろにガップリと、突っ込みを入れていたではないか!!
「モナリザ」だと!!」
=「まったく聞こえませんでしたね♪(笑)」(即)
でしょうね
とてもイコールくんらしい、解答だった..
がその瞬間!!
0「痛っ!!?え!!?」
納得したのも束の間、僕の左頬に火傷の様な痛みが走る!!
咄嗟に左手で、左頬を覆ったのだが...
何!?まずこの...謎な痛み!!
いったい何なのか!?
僕はカウンター側を見る..
何とメビウスが、此方を観て要た..のだが..
その眼差しは...マスターと会話をしていた、時とは違い
鋭き「氷雪」へと変化していた!!(汗)
0「なるほどね..(焦り汗)」
が...その「眼光」はゆっくりと、動き出し..
僕の..右の頬辺りで..止まる..
嫌な予感がし..反射的に右手で、右頬を隠した(汗)
すると彼女は手を1拍し..こんな事を言い出した
&「そうね♪まぁ♪上出来ね♪」
=「確かにいいですね♪(笑)」
僕は両頬に手を、あてながら..
0「えっ!?何が?(呆気)」
メビウスは何事も無かったかの様に、マスターと会話をしだし
イコールは僕の表情をガン見している
僕はと言うと...訳が判らずイコールを見た..?
目の前のイコールは..
スリッパを両手に持ちながら、腕を組み
そして頭を、上下にゆっくりと2回振り
=「やっぱりいいですね♪アートです♪(笑)」
そんな事を言い出す始末だ!
僕は、何が何だか、サッパリ判らない?
思い切って聞いてみる
0「イコールが言っている
いいですね♪ってどういう事?」
=「何がですか?(笑)」
質問に、まさかの質問返しが返ってきた..
だいたいが..普通、この会話の流れなら..その..アンサーをくれるのではないか?
僕はいろいろな人と会話をするが、こんな事でそう思った事って..あまりない(迷)
のだが...あっ!!「手をポンと叩く」
0突!!(イコールくんお得意の、天然or天才クエスチョン発動だ!!
彼女への質問の仕方を、すっかり忘れていたぁ!!)
実はこういったパターンは、
彼女に限っては、よくある事だ
こちらは、内容を把握したくて
質問を投げ掛けているのに..アンサーにならない(汗、難)
イコールくんの場合、昔からそうなのだが..
何故かスムーズに、会話が成り立たない時がある
この場合、僕にも責任が有るのだ!!
1万と50年のブランクで..
僕はイコールの性格を一部、忘れていた節がある
故に..(汗)
質問返しになってしまった!!
僕はイコールくんについて考え出した..
この子の場合だいたい僕は、「2択」に迷う
土星級の「天然」で、質問内容が解らないのか?
もしくは頭が良すぎて、「的を得た質問」をしないと解らないのか?
僕はいつも、この「2択を迫られる」のである!!
例えば、僕の場合は昔から冗談などを言うから、
幼馴染み達は、直ぐに冗談だと気づくのだけど
僕とは「対照的」に、イコールくんは難しい性格だ...(難)
彼女の場合、冗談を「ガチ解答」してくるし
天然だからか、会話が成り立たない、時すらあるからだ!!
何ならイコールは、お笑いなど解らないの出はないか?と思う時すらある
先程もそうだったのだが、「変な処を拾い」、「怒り出すし..」(汗)
..僕「平手打ち」されてるし...(難)
まぁ僕も「デコピン」しっちゃったし..(反省)
ここは慎重に、「イコールくん用」の質問をしなければならない
僕は、考えだしてから...5分後!!
質問を繰り出した
0「よし決めた!!」
=「何か?決まったのですか♪?(笑)」
まぁ一応
0「ちょっと質問、何だけど
僕の質問にイコールくんは、「知っていた場合アンサー」をくれないか?」
=「よく解りませんが、okですよ♪(笑)」
先程とは違いスムーズだぁ
0「其では問題!!メビウスは「」上出来ね♪」と言い
イコールはやっぱり「いいアートですね♪」
と言った答えは何?
シンキングタイム、スタート!!」
=「ムンク作、叫び!!」(即2.5秒)
あれだけ考えて..出した質問だったのに...
思いの外、答えはあっけないもので..あれれと思ってしまった!!
僕はイコールくんの為に...「ゴッホン(咳払い)」(10分)も掛けました!!
彼女のアンサーは(3秒)も掛からなかったが!!
なるほどそう来たか!!
0「ブゥゥゥゥ!!!!!!!(噴き)」
=「どうかされたのですか?♪(笑)
少し表情が、「しょんぼり」してますけど♪(笑)」
0「イヤ.イヤ.イヤ.イヤ.いやぁぁぁぁ!!!!!
此は、「しょんぼり」では無くて「ビックリ」した時や、
不意討ちを喰らった時に...」
=「勿論知ってますよ♪(笑)
敢えて「しょんぼり」と言って観ました♪(笑)」
其を聞いた僕は、有り得無いくらい、ビックリ!!そう、まさしくビックリだ!!
0「何と!!!イコールくんにしては珍しく..「ボケ」をかましてきたぁぁぁ!!」
ある意味プレミアムだった!!とてもセンセーショナルな出来事だ!!
..が2秒後..僕は冷静に戻る、
よくよく考えた処..
イコールくんの「自発的ボケ」はプレミアム!!
だとは思うのだが..しかし
イコールくんは「自発ボケ」をしなくても
既に「天然ボケ」を持っているでは無いかと!!
何なら其は、彼女の個性では無いかと..
そんな僕とは逆に、イコールくんはこんな事を言う
=「0くんにしては珍しく、「突っ込み」入れずに「ガチ解答」でしたね♪(笑)」
僕は呆気に取られた..?
0「えっ...と..?(不可思議)
僕とした事が..確かに!!何故だろう?」
=「まさかとは思いますが..
0くんはまた「勝手なイメージを造っていた」のでは、無いのでしょうか♪(笑)」
0突!!(確かに、まさしく図星だった...ええそりゃもぅ!!
もろにガップリト!!イコールの辞書には、
「お笑い」や「冗談」といったジャンルが無いのではないかと!
何なら物の5分前までそう思っていたし!!
ましてや、お笑いからの進化「リアクションなど持っての他!!」
知らないだろうと思い、(御丁寧に説明までしてしまってるし..)(汗)
そんな事を考えている僕とは違い...
彼女の行動は、恐ろしいものだった!!
物凄く..「顔」を近づけて..「ガン見!!」してきた(汗)
僕は、あまりのイコールの顔の近さに、「威圧感!!」故に死にそうだ!!(焦り)
「注意」をしようとも思ったが...
其も出来ず..
何なら..この「パーソナルスペース」のない状態!!
(パーソナルスペースとは、会話をする時などに、
相手に不快を与えない「立ち位置、距離」です)
顔を横に向けるのが精一杯だった!!(焦汗)
顔を横に向けていないと、
「威圧感」を物凄く!!与えられている」状態なので「酸素がとても吸い」ずらい!!
当のイコールくんは、まったくと言っていいほど、気付いていない様だ!!
そんな常態の僕に、「助け船」が入った!!
手を叩く音が1拍した
マスター「お飲み物の用意が整いましたので、宜しかったら各自お取り下さい」
僕は透かさず、マスターの方を観る!!
何とか、この「窮地から一刻も速く抜け出し」たかったからだ!!
が...しかし
予想だにしない事実に今更だが気付いた!!..まさか!!
0「ゴッホだぁぁぁ!!!」
=「まさしく♪(笑)」
&「確かに♪」
【モブ2男、3男、4男】「間違いないですね!!」
皆一声にマスターを見て、口々に声を上げた!!
僕はマスターを見ていて、またまた気付いたのだが..
0「マスターは、クウォターではないか!」
=「いえハーフだと思います♪(笑)」
&「たぶん純正ね♪」
【モブ2男、3男、4男】「いやいや、ゴッホそのものですよ!!」
と言った処、マスターは「ゴッホの肖像画」その物な表情で...
マスター「思い切り日本人です」
申し訳、無さそうにそう告げた..
マスターの「消極的な1言」と共に
辺りは、まるで祭りの後の様な情景だった!!
一同は静かに..飲み物を次々と取りにカウンターに行き
僕も取りに向かおうと、ソファーを降りようとした時に
メビウスが僕のぶんを1つ持って来てくれた!!
&「0のは此ね♪」
0「メビウスが、「僕の分を」取って来てくれるとは「珍しい」よね有り難う!!」
僕はそう言いながら飲み物を受け取る
が、あっ!!しまったと思った..
余計な一言を言ってしまったのでは無いか..?(汗)
メビウスの事だから「氷雪で怒って来る」だろう..
するとイコールが
=「いやぁ♪いつも通りですね♪」
...確かに!!
僕は当たり前に...怒るのでは無いかと思っていたのだが..(汗)
イコールの言うように、メビウスはまったく持って、怒りはしなかった..
また「僕の脳ミス」だった!!僕の「脳習慣」っていったい...(汗)
だいぶ幼少の頃より、メビウスに「怒られて育った」らしい事が解る!!
何なら彼女は怒る何処か、逆に皆が飲み物を取りに向かった時に
真っ先に、飲み物を確保していた、くらいだった..
何故それを知っているかと言うと
僕は、マスターが声をかけた時に
何気にその光景を、目にしていたからだ!!
が..その時の僕は、これは「イコールの分」だと思っていた
彼女は昔から、取り分ける様な物が出された場合、決まって「2つ取る」
その内「1つはイコール」に渡し、もう「1つは自分の分」といった光景を
僕達(幼馴染み)は当たり前に見てきたのだ
幼少の頃からイコールは、
「頭が良かった」のだが..
「運動が苦手だった、しかも皆よりも(同じ年齢の子達よりも)体格が小さい」ので
おやつ争奪戦に「出遅れる事が多く」、
その頃から「メビウスがイコールの分を確保」していた
故に僕は先程の「発言が率直」に出てしまったのである
メビウスが「僕の分」を取ってくる事が、「珍しい」と..
僕は飲み物を受け取る、
僕が受け取ったグラスの中身の色は、「黄色」だった
何故..解ったのだろう?
もしカウンターに自分で取りに行った場合
僕は間違いなく「黄色」を選んだだろう
メビウスは、僕にグラスを渡すとイコールの選んだ色をみる
&「イコールの選んだ色は青ね♪」
イコールは「青色」を選んでいた
メビウスの選んだ色は...?
=「メビウスさんの選んだ色は赤ですね♪(笑)」
確かに「赤色」だった
僕はここで、皆が持っているグラスの色を観る
【カラー図】
成る程、僕「黄」→イコール「青」メビウス→「赤」で
2男「緑」→3男「水色」→4男「橙」
こんな感じだった!!
そして彼女はカウンター席に戻り、マスターにこんなお願いを言う
&「グラスを2つ、空の常態で持って来てくれないかしら♪?」
マスターは返事をすると、後ろを向きグラスを棚から2つ取り出した
其をカウンターの上に並べる様に置く
マスター「これで宜しいでしょうか?」
&「okね♪では♪私達から、マスターにプレゼントを」
そう言うとメビウスとイコールは、空のグラスの1つに赤と青を注ぐ
紫が出来た!!
其をマスターに渡した
マスター「これは!?」
&「私達の分の飲み物が有るのに、マスターの分は無さそうなので♪
きっとマスターは、おもてなしが好きなのね♪」
マスター「なるほど、気付きませんでした、
とても綺麗な紫で、有り難う御座います(喜)」
=「これで7色ですね♪(笑)」
僕はその光景をみて
思わず拍手を仕様としたが..
グラスを持っていて、出来なかった(残念)
が、何処からともなく拍手の音がする
この人達「モブ2男、3男、4男」だった
彼達は、カウンターにグラスを置き拍手をしていた
音「パチパチパチパチ」
その音にメビウスは、手を1拍し
&「そう言えば貴方(2男)に
此をお渡しするのを忘れていたわね♪」
【2男】「え!?私ですか?(不思議)」
そう言うとメビウスは、
何も持っていない右の手の平を、2男の前に差し出し
「親指から1本ずつ」曲げる様に、「ゆっくり」と「静かに」閉じて行く
全部閉じ終わると、今度は「小指から順番に」開いて行き
その手にお札を3枚載せている..僕はそのお札を「観る」諭吉さんだぁ!!
何と3万円を出した
&「此は貴方が、あの男に支払った分の「返金」なので、お受け取り下さい♪
それが出来たら今日、この店で賭け麻雀は起きなかったわよね♪?」
其を聞いたモブ2は大喜び!!で
【2男】「私の諭吉さんウエルカムです!!!お嬢さん、本当にありがとう!!」
店内で更に「3男、4男」が拍手をしている
するとイコールが
=「まだ、ありますよね♪(笑)」
【2男】「何と、まだ頂けるんですか!!?(喜)」
=「残念ですが、貴方にでは無いですね♪(笑)」
イコールはモブ2の前で、「大きく両手でバツ(クロス)」を作り見せる
モブ2は流石にそうでしょうね
といった具合で納得していた
一方メビウスは、カウンターに戻り
自分のグラスの中身を、もう1つのグラスに注ぐと、自分のグラスでは無く
先程、まで空だったグラスの方を持つ
&「まずは、私の「赤」を、次にマスターの「紫」を
0の「黄」と2男の「緑」3男の「水色」で♪...」
=「最後は私の青ですね♪(笑)」
&「流石はイコールね♪此で完成よ♪」
此また見事な「阿吽の呼吸」だった!!
=「(色の3原色)と(光の3原色)ですね♪(笑)」
&「やっぱりイコールには解るのね♪
本当は皆さんのグラスを
縦1列に並べて、平行1視点から観ると解りやすかったのだけど..
責めてあの男にしてあげられる「私達からの今、出来るベスト」でしょう♪
後は甘んじず「自分で(本物!!)を作り出し」て欲しいわね♪」
そう言うとメビウスは、そのグラスをマスターに渡す
1の男が目覚めたら出して上げてほしいとの事だった
=「メビウスさんらしい、餞別ですね♪儒教とは♪
人は、生まれながらの悪人など、いないですね♪」
こんなやり取りをしている一方
僕は、この子達の言っている意味が解らなかった!!
何なら...お前達が頭が良すぎて
「凡人の僕にはサッパリ」だ!!
実は..薄、薄、感づいてはいたが
僕は自分の「頭の出来」を認めてやらなかったので...
0「え!?さっき3原色とか
何とか言っていたから、この場合
「三人よれば文殊の智恵」じゃないのか!!!?」
そう僕は、この「ことわざ」
しか知らなかったので..3と言う数字で思い付いたのが此だぁ!!
張り切って言ってやったのだが..
=「実は其も合ってるんですよ♪(笑)」
0「マジか!!そんな、まさか..合っていたらしい何故かラッキー!!」
するとカウンター側から
マスター「十人十色ですね」
=「其も合ってますね♪(笑)
まず、あの「熊さん」は、自分の「色」を作ってからですが...♪(笑)
そこの「期待値」も入っているんですよ♪(笑)」
こんなやり取りを、僕達は繰り広げ、最後は皆でグラスを持ち乾杯をした
そして勿論イッキ飲みをする!!
取り敢えず此で、マスターの店の問題は、かたずいたのだが...
僕は、そもそもの疑問に気が付いた...
0「そう言えば..メビウスとイコールって..何しに人間界に来たのか?」
其を聞いた2人は..同時に手を1拍し
=「すっかり、忘れていたのですが♪(笑)
学校の先生から、預かり物があるのですけど♪」
&「まぁ♪この場合、私達も忘れていたのだけど♪
ほとんど、0がいけないわね♪
ただの巻き込み事故ですもの♪」
そんな事を2人は言いながら...
僕に「1通の手紙」を手渡した
その手紙の内容が、僕にとってはとても「重大な内容」だった!!(焦り)
0「おぉぉぉぉ脳!!(no)!!」
取り敢えず、第1章が此で終わりです
後愛読、お疲れちゃんでした
この次の話(2章)で
1億分の1が遠いですね
前回も書きましたが
遊び目標の様な物なので、叶っても、叶わなくてもどちらでも有りです
作者タラレバするなら...あの感性+感性=歌の歌詞(作品)で答え欲しいですね
言うだけなら無料終わり




