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コラボクジのお話!

今回はコラボのお話が入っています。



西東に手足が戻り迎える始めての朝、西東が手足を伸ばし太陽を確りと感じる。


「やっぱり自分の手足があるってありがたいなぁ」


西東の過ごした三日間。


初日と違い、1日目は植木鉢に突き刺されたまま眼が覚めた。

全身サボテンスーツが蒸れて体が痒くなる。

それをアコに言うとアコが「掻いてあげる」と言い掻き始める。

しかし次の瞬間、西東の皮膚に激痛が走る。

「ギャアァァァ!ストップ」


慌てて手を止めるアコ。

「何よ?せっかく掻いてあげてるのに」


「凄く染みる痒いから痛いに変わってるんだよ」


アコは自分の手をチラッと見る。


アコが吹けない口笛を頑張って吹こうと頑張る。

「アコ…… 何かたべてたな!」


西東がクローゼットの中に目をやる。

『激辛チョップス!バルサミコ酢味』の袋が見える。


「あはは、ドンマイよ西東!手を洗ってくるわ」


など、二日目は嫌がる俺を抱えて風呂にいれてくれた。

バスタオル姿のアコに赤面する西東。

それを見て笑うアコがバスタオルに手をかけた。

慌てて眼を瞑る西東。

「西東?あんまり見ないでね、ジャジャーン!実は水着でした!」とお約束の展開を披露したアコの水着のヒモが片方外れる。


「見たわね……」

「見てない……見てない……見てないてば!ギャアァァァ」


そのあとお湯に沈められては、ギリギリであげられて、また沈められるを繰り返した。


そして昨日つまり三日目はアコが何処からかベビーカーを引っ張り出してきて散歩をすると言い出したのだ。

全力で拒む西東の抵抗も虚しくベビーカーに乗せられる。


商店街を回り公園と住宅街を一周する。

川の側まで行きベンチに腰掛けるアコ。


「こんな風に歩くの初めてだね、西東」

「そうだな、確かにお仕置き以外だと買い物くらいしかいかないからな?」


「あ、少し待ってて飲み物買ってきてあげるわ」

そう言い近くの自動販売機に向かうアコ。


そんな西東を悲劇が襲う。


西東のベビーカーに小学生の集団が近づいてきたのだ。

そして西東に気づくと「妖怪サボテン男爵だ!」いきなり始まる小学生の無情な攻撃、抵抗できない西東。

そしてアコが帰ってきた時、西東の顔には落書きがギッシリと書かれていた。


「西東何があったのよ?」

「聞かないでくれ…… 」

西東が人生初の小学生に惨敗した瞬間であった。

家に帰るとアコが直ぐにチェーンソーを使い手足をくっ付ける準備をする。


アコの容赦ないチェーンソー捌きでバラバラに解体された所で記憶が途切れている。

西東が机を見るとアコの書いた手紙があった。

『西東、やり過ぎてごめんね。』


アコなりの謝罪だろう、何回も書いては消したのだろうか、紙は少しくしゃくしゃになっている。

消された文字の中に『一緒にコンビニに行ったりするのが楽しい』と書かれた部分が薄く残っていた。


アコが眼を覚ますのを待つことにした。

それからアコに「コンビニに行こう」と声をかけると直ぐにアコとコンビニに向かう。


「西東!あのクジ凄いぞ!」


アコが眼を輝かせるその先にあったのは対象商品を買うと引けるクジの貼り紙であった。


「なになに?小説家ミスターらの、コラボくじ666円お買い上げ毎に1回か」



直ぐにアコが対象商品を選びカゴにいれる


『シルシルが倒した熊カレー“白熊味”』

ホワイトカレーだ。


『凶もビックリ!サ・タコライス』

サラダにタコライスが乗せられている。


御菓子やジュースの他に二人分の御弁当をカゴに入れると直ぐにレジに向かう。


「ありがとう御座います、お会計が1840円になります」

「すみません、少し待ってください、アコもう1つ今日は御菓子をかっていいよ」


それを聞きアコは普段、我慢していた御菓子を持ってきた。

『メイビーの天空のラッパポテト“デスソース味”』


「お会計が2011円になります。クジを三回どうぞ」


2回は外れだが、三回目は4等賞の「白衣の天使よつ葉のカットバン」が当たった。


アコは大満足で家に帰ると『凶もビックリ!サ・タコライス』を頬張るのであった。


因みに『シルシルの倒した熊カレー白熊味』は激辛であり、アコと交換した。

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