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僕の白と黒。  作者:
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大嫌いな白。

白はいつも、僕を慰めてくれる。

黒に嫌なことを言われても、

「大丈夫」や「君が消えて喜ぶ人なんて居ない。」

と言って。

でも、白の言うことは、事実じゃない。

僕が、違っていて欲しいと思うことばかりを言ってくる。

そう、白は僕が、違っていて欲しいと思うことや

僕が、正しいと思うことだけを、

ただただ繰り返し言うだけ。

だから、僕は白が大嫌い。

ある日僕は、狂いはじめた。

まず、黒に言われるまま、学校に行くのをやめた。

そして夜、「お前は、必要じゃない。」「死ね。」「消えろ。」

と黒に言われる。いつも以上に耳を塞いでも、

何をしてもダメだった。

そして、そのあと白がすぐにこう言い出す。

「そんなことない!」「僕は、生きていていいんだ!!」「君は、とても必要だ」

と、僕は混乱する。

いつもより白と黒が、激しくなったから。

もう、どっちもそうで、そうじゃない。

もう僕は、僕じゃない。

もう人生なんて、いらない。

僕には、生きる価値が存在しないと。

そして、僕は、黒にのまれ、

自ら進んで、自殺をした。

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