第25話 私の見た夢
愛しい人の家、
愛しい人のベッド、
隣を見ると、ずっとずっと待ち続けた、
愛しい横顔。
この幸せがずっと続きますように、、。
そう思い眠りについた。
「、、、ここは、、?亅
私は辺り一面野原が広がる、横を見上げれば崖、私は崖のふもとに立っていた。
「お久しゅうございます、これまたとてもお綺麗で立派な女性になられましたね亅
声の方を見ると、
8年前の2012年、
私の誕生日の日に会った着物の女性の姿。
「お久しぶりです。とあ様亅
「そなた、幾度もわたくしの意に反するような行動をお取りになられてましたね亅
意地悪な表情なとあ様。
「も、、申し訳ございません。でも、、やっぱり、、会いたくなって、、もう本当会いたい気持ちが抑えきれなくて、、本当すみません、、亅
私がとあ様にそう告げると、
「よく、、耐えてくれました、、本当にありがとうございます。8年間、そなたは本当に頑張りました、わたくしから彼に与えた試練で、そなたに我慢をさせてしましいました事、心より深くお詫び申し上げます亅
とあ様は深々と頭を下げてきた。
「頭を上げてください、私は8年間待ち続け、ようやく彼と同じ時を過ごせるようになりました。これまでの8年、彼を忘れた事は一度もありませんでした。彼の存在の大きさ、彼から与えられてた2年間の幸せ、この8年間でいっぱい気付けました。そして今後、彼と離れるつもりは一切ありません。その気持ちを教えていただいたとあ様には感謝でいっぱいです。亅
そう伝えるととあ様は、
これまでにないほど、
とても嬉しそうに微笑んで、
「本当に立派な女性になられましたね、わたくしはそなたが大好きでございます。そなたと、同じ時代を生き、お友達になりとうございました。亅
そう言ってくれた。
「とあ様、、一つお聞きしてもよろしいでしょうか?亅
「はい、なんでございましょうか?そなたとお話しするのは大好きですので、何でもお聞きくださいませ亅
「とあ様は、、今、、幸せですか、、?愛する人とは、、ちゃんとお会いできましたか、、?亅
私がそう聞くと、
「はい、とても幸せでございます。わたくしと愛する男性の住む黄泉の国で、毎日一緒に散歩したり、お話ししたりと、それはとてもとても毎日有意義な時を過ごしておりますよ。今度そなたの夢で、わたくしの愛する男性をそなたに紹介しても宜しいでしょうか?亅
とあ様は照れくさそうに、でも本当に幸せそうにそう話してくれた。
「ぜひ、今度お二人で私の夢の中へ遊びにいらしてください!!お待ちしております!亅
「感謝いたします、それでは、わたくしはこれから愛する男性と連れ立ちがございますゆえ、この辺で失礼いたしますね亅
「連れ立ち、、?とは何ですか?亅
「現代の言葉の"デート"なるものでございます。男性を待たせてますゆえ、これにて失礼します、また夢にお邪魔させていただきますね亅
とあ様は照れながら私の夢の中から遠ざかって行った。




