女暗殺者リリィと異世界から転移した小説家との恋の物語

帝国精鋭の女性暗殺者として活躍していたリリィ。
ある時、異世界から転移してきた人物の暗殺命令を受ける。
命令の内容は、「関わった関係者、全てを抹殺せよ！」
関係者とは、暗殺を実行する彼女も含まれ、帝国は、一切を闇に葬ろうとしていた。

しかし、任務には失敗。異世界転移者も、他国に亡命してしまう。

再度の機会を伺っている時、異世界転移者が書いたという本に出会う。
その内容は、異世界から転移して来た小説家が、リリィへの熱烈な小説の形をした”ラブレター”であった。
しかもその本は、帝国だけでなく、世界中でも話題となっていた。
物語のヒロインのモデルとして扱われ、小説を通して求婚されていることに、困惑するリリィ。
だが、本を読み終えたリリィは、思いに答える為、皇国へ潜入を決意する。

異世界小説家の書く小説は、二人の生活と同時進行で展開して行く。
その様子は世界中の人達の、最大の関心事となっていった。
異世界から来た小説家が言い放った言葉が、実現されていく様を見るリリィ。
二人の関係が進むと同時に、彼女達の住む世界も、少しづつ変わっていった。

・・・　全４４話・完結　・・・
前編にあたる物語：
「異世界で追放された売れない小説家の俺。殺しに来た女の暗殺者を嫁にして、帝国に対してもザマァします」
後編の物語：
「元最強暗殺者だった人妻リリィ。家庭平和を守るため、旦那と一緒に帝国のクローン＆傀儡（ぐぐつ）部隊に徹底抗戦いたします。」
※シリーズタグ　＃女暗殺者リリィ

（第一章の第１話「冥府の舞姫」に、一部残酷な描写がありますが、殺傷なども無い極めて軽い表現となっております。）
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