第1話
(〈プチフレア〉?転生前の神の声?はそんなこと言ってなかったような……)
ちょうど近くにダークスパイダーがいるので試してみることにした。
(〈プチフレア〉っ!)
「ぎゃうっ」
(〈プチフレア〉っ!)
断末魔を上げ、ダークスパイダーは倒れた。
『EXPを50獲得しました。ゴーストのLvが1から2へ上がりました。《魔法》〈プチプロージョン〉を獲得しました』
立て続けに3つのことを言われたが、俺はまず〈プチプロージョン〉について神の声に聞くことにした。
『〈プチプロージョン〉は小規模の爆発を起こし、半径1メートル以内のモンスターを爆風で飛ばします。そして爆発耐性持ちや吹き飛ばし耐性持ちには効きません』
またいろいろなゲーム用語が出てきたが要するに一部の敵には聞かないが、一般的な爆弾と変わらないということだ。
そしてLvUPについても聞いておく、RPGやポ◯モンをしない俺にとってLvというのも未知数なのだ。
『LvUPとはモンスターを倒し、EXPと呼ばれる経験値を稼ぎ、特定の値に達した時に起こるものです。ステータスを閲覧した場合のLv/Lvに到達すると、進化条件を満たし、より上のランク、もしくは上のモンスターに進化することができます』
大まかなLvについては理解できた。
なので俺は今からゴースト(アンデット)卒業するためにLv上げをしたいと思います。
それからというものこの初期地点の墓地でLvMAXまで残り一レベのとこまで持って行った。
つまり俺は今Lv.7のところにいる。
あと一体ぐらい狩ればLvUpできる。
つまりLvMAXで進化だってできるかもしれない。
「ゔゔぅ」
ちょうどいいところにゾンビが湧いた。
(〈プチエクスプロージョン〉!)
ドォン!
すごい爆発と爆風が起きた。
『EXPを100獲得しました。ゴーストのLvが7から8へ上がりました。進化条件のLvMAXを満たしました。進化先を表示しますか?』
(はい)
『進化先』
『1.ゴースト・ピジョン。アンデット種。ステータスは現在とほぼ変わらないが、人との関わりが持てる』
(人間との関わりか……)
『2.レイス。アンデット種。ゴーストの上位種で現在より、魔法が扱いやすくなる』
(別にこの世界で最強になろうとも思ってないし)
『3.ハート・ピース。心臓のかけらを体に宿す存在。ただ、心臓が完全じゃないため半ばアンデット種。ただ、見た目がまんま心臓のため、気味悪く、誰も近寄らなくなる』
(折角転生したのに誰からも遠ざけられるとか最悪でしかないんだけど)
『4.ハート・オブ・ピジョン。ハーフアンデット種。心臓を持ち、生きている。だが、体が霊体のためハーフアンデットに分類される。』
(よし、これにしよう。アンデット卒業への1番の近道だ)
『進化先をハート・オブ・ピジョンにしますか?』
(はい)
すると、体がまばゆい光を放ち、骨格を伸ばされ、ドクンドクンという久しぶりの感覚がする。
『進化に成功しました。種族、ゴーストは種族ハート・オブ・ピジョンへ進化しました。《スキル》〈交響曲〉を会得しました』




