10.
お久しぶりです
ですが今回の更新はとても文字数が少ないです。
…アイデア切れとかじゃないですよ(震え声)
今の状況をありのまま告げよう。
メイドに拉致られ風呂場に連れて行かれ背中を流していただいている。
な、何を言っt(ry
「嗚呼、お美しい。食べてしまいたいです」
「……その、なんで自分はこのような状況に陥っているんでしょうか」
白い髪の大学生くらいの容姿の女性がメイド服でのほほんとした表情でまさかの同性愛者の可能性ありと言う危機に直面してる。
綺麗な白髪はゆったりと一つの三つ編みにされており、フリルの多いメイド服の上からでもはっきりとわかる凹凸。
何と言うか、言うなれば“おっとり系ドS”と言う表現がぴったりな女性である。
「ひゃっ!?」
突然背後から胸を揉まれる。
「やわらかく、しこりはない。サイズは大きすぎず、小さいわけでもない。腰か臀部にかけても綺麗だし、肌はシミもなく綺麗だし……」
「あっ、ちょ、撫でないでくださいっ!」
綺麗な指でソフトに撫でられてゆく。
「足も綺麗ね…」
「一応、武術をしているので」
そこまで来るとようやくボディータッチタイムが終わった。
「良し、貴方うちの子になっちゃいなさい。私、南条瑠璃はあなたを深枝のお嫁さんにすることに何の反対もないわ!」
……ヱ?
「いや、あの、深枝とはただの友人なんですが」
「え、そうなんですか?それは残念です」
いやいや、そこじゃない。
この人もしかして深枝の母親?
「くっ、深枝のフィアンセならこの素敵ボディーを思うがままにできると思ったのですが…」
「あの、本当、まだ純潔なのでやめてください」
男の時から童貞の童の字は消えませんでしたよ!
自分から近づけば泣いて逃げられる始末。
危うく一時期鬱になりかけた。
「大丈夫です。ちょっとマッサージの実験台にしたりするだけですから」
何故だろうか大丈夫な気がしない。
その後、湯船に入っている最中に深枝の昔のエピソードを聞かされた。
ちなみにメイド服はご趣味だそうだ。
◆▽
先ほどと打って変わって何故かドレスの様なものを着せられているナウ。
「ん~萌えるわね」
と言う瑠璃さんはメイド服ではなくやはりドレスの様な服装。
……なんかこれ高そうなんですが。
現在。食事を取るのだがテーブルマナーを覚えておいて良かったと思いつつ、肉を食らう。
なんかすごく美味しいです。
「…母さんがここまで打ち解けてる人久々に見たぞ」
「可愛いは正義ですよ、深枝」
やはり、笑み浮かべている瑠璃さん。
…今日中に帰ることができるのだろうか。
「ねえ、詩音さん。まさか今日中に帰ろうとか思ったいました?」
「はい、そうですが」
主に深夜アニメを見るためですが。
当然録画はしているものの、やはりりやるタイムで見るのがいいのである。
「今日は帰しませんよ」
「なん、だと!?」
「冗談です」
「…」
助かった。
「あ、でも少し付き合って下さいね。現役女子声生の声を聴きたいので」
うっすらと目を細め獲物を見る眼つきで見られる。
…やばい、なんか百合ルートに進みそうになる。
「大丈夫ですよ、性的な意味ではなくファッションについてなので」
「私は、その、特に興味がないのですが」
「嗚呼、言い方を変えます。新商品を考えたいのでモデルになってくださいね」
お給金は出しますよ、と言われ、これは従うしかないのだろうか…
「深枝は見たいと思いません?ミニスカート姿とか」
「見たい」
まさかの即答。
変な所で男らしい顔で返事しなくていいから。
--この後、滅茶苦茶モデルをさせられた。
今後も安定の不定期、気分更新で進みます。