~プレイヤー出動~
「で?呼ばれたのが俺達なの?」
不貞腐れたように、こたは言う。
「おう。お前らだ。」
目の前の皇帝はにっこり笑いながら告げる、
その笑顔にますますこたは腹が立ち、
少し怒気を込めて返す。
「そもそも俺ら任務終わりで眠いんですよ。
なんなら今日休みなの。皇帝と言えど流石に横暴が
過ぎるよ。」
目の前の皇帝は笑顔を崩さず
「それは悪いとは思ってるよ。でも緊急事態なん
だ。手が空いてるのはちょうど君達しかいない。
翔真も別任務だしね。」
「だからって俺らにやらせることはないだろ。
なんならあんたが行けよ皇帝様」
小馬鹿にするようにこたは返す、すると目の前の皇
帝は笑顔は崩さないまま確かな圧をかけて告げる
「確かに君らじゃないといけないわけではない。
実際僕がやったほうが早いしね。でもねこれはガキ
でも出来る、仲間のお迎え任務だ。
それに万が一俺がここを離れて攻められたりでもし
たら洒落にならない。だからお前らに命じた」
「はっ。守ることくらい俺らでも出来るあんたが行
きたくないだけの言いわ……」
こたは殺気を感じて言葉を止めた確実に死を連想す
るような殺気の放ったのは、目の前にいる皇帝だっ
たからだ。
目の前の皇帝は確かな殺気を放ちながら、告げる
「こたてめぇいい加減にしろよ。俺がしてんのは
『おねがい』じゃねぇ。『命令』だ。てめぇの答え
はイエスしかねぇんだよ。次ガタガタ抜かしてみろ
てめぇを殺すぞ」
冗談でもなく、嘘でもない紛れもない殺気を更に、
放たれこたは言葉を失った。
そんなこたを横目に見ながら隣に居たプレイヤーが
言葉を発した。
「大変申し訳ありませんでしたレオン皇帝。
我々も任務続きで、疲れておりまして、こたも疲労
が重なり気が立っていたのだと思います。
今回の任務ですが慎んでお受けいたします。
大変恐縮なのですが、この任務が成功しましたら、
今回のこたの無礼の発言をお許し頂けないでしょう
か?」
レオンはプレイヤーと動けなくなっているこた、
そしてもう一人に目を向けながら言った
「にゃとるてめぇもそれで良いな?」
「ええ。構いません。」
プレイヤーはこたを抱えながら
「ではレオン皇帝我々は準備に取りかかります
失礼いたしました。」
と、レオンに背を向けドアを開き退出するのだった




