第2章7話(完結)
kuvaことゆいP「まだか、女神様よ」
数秒でさえじれったい、今にも襲い掛かってきそうなニバンボシの攻撃を躱すことはできるのだろうか。
Toki「なるほどなるほど、アレをアレすればいいんですね」
なにやら独り言を言っているToki、いや、彼の頭の中の囁きに反応しているのだ。
Tokiの頭の中にいるのはkaze神、全知全能の神である、突破口はその神が導いてくれるのだろうか。
kaze「まぁなんとかなるでしょう。私は全知全能ですからね」
急にkazeの力を得たTokiは、常人では不可能な力を出しニバンボシを捕らえに行く。
そして、あっけなくニバンボシを取り押さえたのだった。
ゆいP「え?こんなあっけなく?」
ニバンボシ「は、放せ!!」
Toki「いやいや、それは無理な相談だな。おとなしくしていれば悪いようにはしないからさっ」
急なイケメンモードになったTokiは、押さえつけているニバンボシの尻を撫でまわす。
ニバンボシ「あっ、ちょ、ちょっとそれは・・・ご無体な」
Toki「それじゃちょっと失礼するよ」
Tokiを操っているkazeはニバンボシの穴に指を突っ込んで全てを終わらせるコードを流し込む。
ニバンボシ「い、いや・・・それは・・・ちょっと・・・違う穴なんじゃないかな・・・?あっ
ああああああっーーーー!!」
kaze「仕方のないことだ。これで正気を取り戻すだろう」
全ては一瞬で終わった。
え?終わったの?一瞬で?
見た感じだと、Tokiがニバンボシの穴に指を入れて感じていただけのようだったが。
Tokiことkaze神「kuvaよ、いや私のかわいい息子、ママが不甲斐ないせいでこのような事態になってごめんなさいね」
kuvaことゆいP「え?まって、ママってなによ?」
kaze神「あなたのお母さんよ」
ゆいP「へ?」
いつから私はTokiの子供になったのだろう。
確かに母性が溢れているって思っていたが。
ゆいP「おい、どういうことだ運命の女神様よ!?」
運命の女神「えーと、そういうことです・・・」
ゆいP「分からん!どういうことだ!!」
いきなりだが、ここで運命の女神とkaze神の説明をしよう。
kaze神は運命の女神の上司は以前書いた通り。
そして、急に身分を明かしたkaze神は、kuvaの母親だったのだ。
kaze神こと母親はkuvaの救出をしてもらう為にTokiをかるーあ国へ送り指示を出していた。
そして、対峙したニバンボシを捕らえた時に全てを理解したのだ。
このニバンボシは運命の女神の力が与えられていることを。
それなら簡単な事だ、kazeは運命の女神の力を無効化できるのだから。
立場は上司だが、二人にはそれ以上の関係がある。
kazeに絶対服従するという契約が取り交わされているのだ、結婚という名の。
kuva「ってことは・・・運命の女神ってのは俺の親父か?」
運命の女神「そうなるな、kuva」
父親だということは理解できた。
ただ、どうしてこの世界に俺を連れてきたのかが疑問だ。
kaze「私は神の世界の住人、そしてkuva、あなたもその血を引いているのです。あなたの父親である運命の女神は人間ですが、私の力を得てあなたを死なないように一時的に仮想世界へ送ったのです」
kuva「ちょっと待てちょっと待て、混乱するから少しずつ理解させて」
転みた1で父親がバックドロップでkuvaを昏睡させてしまったが、父親(運命の女神)の力でかるーあ国へ転送された。
kuvaを守るために力を与え、最終的にTokiをも巻き込み現世へ戻る事ができた。
転みた2の最初では急性アル中で死なないように父親がまたしてもかるーあ国へ転送した。
kuvaを助ける為にTokiが人工呼吸をしたが、してもしなくても生きていたらしい。
直接の介入は出来ないのでkazeはTokiを通してかるーあ国へ転送し助けをだした。
そしてニバンボシの登場である。
ニバンボシは現世の父親(運命の女神)に力を与えられ転送された。
Tokiことkazeがニバンボシに触れたことにより、ニバンボシの記憶から運命の女神が力を与えた事を知る。
kaze(母親)はニバンボシに与えられた力を抜き取り無力化した。
ということは俺(kuva)を死なせない為に父親はかるーあ国に転送したということか。
まぁ、よく分からないけど、これで終われるのかな?
いやいや待て待て、みたんはどこにいるんだ?
Toki「安心しろ、ここにいるぞ」
ニバンボシの穴からぬるりと出てきたみたん。
なんかばっちいけど、やっと会えた。
今まで夢の中でみたんの行動を読み取ってたつもりだが、それは本当の夢だったのだな。
ニバンボシはぐったりとした目でこちらを見つめている。
ニバンボシ「お、お前ら・・・」
kaze「大丈夫、もうすぐ元の世界に戻れるからな。」
ニバンボシ「俺は、望んでないっ!」
kaze「望んでなくても君はこの世界に居てはいけない存在だ。元の世界に戻って生きなさい。私たちが助力しますよ」
ニバンボシ「くっ、くそぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
ニバンボシの叫びはやがて小さくなり、その姿は薄れて消えてしまった。
やっと、終わったんだな。みたんは小さく息をしている、これなら安心だ。
洗脳されていた仲間たちも正気に戻っている。
Toki「kuva、やっと終わったんだな」
kuva「ああ、そのようだな」
三銃士「流石ですゆいPさん」
ayah「私はずっと成し得ると思っていましたよ」
ソーニャ「良かった、本当に」
マキナ「一人は皆のために、皆は一人のために!」
三銃士「おおーー!!」
玉露「伝説の鳥ケツァルコアトルを発見し、みたんさんを救えた。捕まえることはできなかったですが私たちの旅は終わりですね
kuvaことゆいP「そうなるな」
空白「それじゃ俺は先に戻ってるぜ」
ティア&ディア「私たちも」
kuva「kazeさん、いや、お母さん、あとどれくらいこの世界に残れるんだ?」
Tokiことkaze「そうですね、それは私次第ですよ」
kuva「それじゃ別れを告げる時間はあるわけだな。そうと分かれば戻るぞ!」
ニコ「俺たちあんまり活躍の場が無かったな」
ビビ「これならAVでも見てれば良かった」
シオン「またそれですか、セクシー女優を追っかけるのもいいですけど、ちゃんと仕事はしてくださいよ」
ビビ「はっはっは、もちのろんじゃないか」
かくして、一行達はかるーあ国に戻って行った。
そして、ついに来てしまった別れの時である。
しばらくして目を覚ましたみたんは再開したのも束の間、別れを向えなければならないのだ。
みたん「夢を見ていた。そして君が目の前で私を救ってくれた。感謝してもしきれない」
これからも宜しく頼むと周りから聞こえているが、kuvaは言わなければいけない事がある。
kuvaことゆいP「そろそろ俺たちは帰らなければならない」
辺りにいる人は何を言っているか分からない状態だった。
kuvaことゆいPは見た目はゆいPであるが中身がkuvaなのだ。
別れとはみたんだけが理解できること、ゆいPはこの世界に残り、kuvaは元の世界へ戻る。
これまで一緒に過ごしてきたkuvaは消え、事情を知らないゆいPが残る。
なんとかなるだろう。
みたん「また会えるかな?」
kuva「その時は本物の姿で」
みたん「約束だぞ。Tokiもありがとう」
Toki「俺はどうだろうな?」
kuva「さて、そろそろ行こうか。kaze頼む」
これで元の世界に戻れる。長かったがこれで終わりだ。
さようなら、かるーあ国、そして三銃士。
後はゆいPに任せるよ。かるーあ国の為にこき使ってやってくれ。
kuvaことゆいP「それじゃ、またな」
みたん「ああ」
TokiはゆいPの両肩を掴むと何やら怪しい力を挿入した。
意識が飛ぶ。
薬物中毒者はこんな気持ちなのだろう。
温かく、目の前の世界が歪んでいく、中国の美女が使う画像加工技術みたいに。
ラテアートをスプーンでグチャグチャにするかの如く、目がまわり気を失った。
気が付くとベッドの上だった。
不安そうな両親とToki俺を見つめていた。
kuva「まったく、冗談じゃねぇよ・・・」
Toki「戻ってきたな、ああ、良かった」
kazeこと母親「おかえり」
kuva「聞きたいことが山ほどあるけど、なんか疲れちまったよ」
運命の女神こと父親「よくぞ戻ってきた!」
kuva「親父が元凶だったんだな」
Toki「さて、家族水入らずで話合ってくださいな。私は帰りますよ。またな」
kuva「ああ、ありがとなToki」
背を向けたTokiは片手を挙げて出て行った。
これからややこしい事になりそうだが、ひとまずは戻ってこれて安心した。
大丈夫俺はまだ生きてる。
エピローグ
あれから退院をして家族は今まで以上に絆ってやつが強くなった気がした。
俺も危うい事から避けるべく、飲酒はそれなりにして過ごした。
ただ、死にそうになっても両親がまた助けてくれるかもしれないという保険が出来てしまったのを憂いている。
でも、まぁ、何とかなるだろ。
俺にも神の力が宿っているらしいからな。
ということでこの話は終わりだな。
じゃ、そういうことで。
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それは違う時間違う場所で生きる者たちの物語。
たぬこ達もふもふ教の一行は、山頂で倒れている人を発見した。
モモンガ「たぬこさん誰か倒れてますよ!」
たぬこ「よし!勧誘だ!」
yasu「生きているかの確認が最優先かと思われますが」
極上のオトヒメ「イケメンなら大歓迎よ」
夏乃緋香莉「あれ?息をしていな・・・あ、まだ生きてますね」
たぬこ「よっしゃ、介抱して勧誘しようや」
サニー「あれ?ここは?誰もいない・・・?」
倒れていたサニーは目を覚ます。
たぬこ「私たちがいるよ、ようこそもふもふ教へ」
サニー「え?また知らない間に終わってる!?」
完




