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131 お茶会
「食べていい……?」
最初にそう聞いたのは意外にもシャーロットさんだった。
目がキラキラしてるもん。
実はこういう可愛いもの好きなのかな?
案外、くまさんのぬいぐるみとか持ってたりして。
「もちろん。みんなで食べたいから買ってきたんだもん」
そう言うとシャーロットさんは箱から一個お菓子をとって美味しそうに頬張った。
あ、お菓子は全部同じ種類にしたんだ。
遠慮しないで済むかなって思ったけど、どうやら正解だったっぽい。
「私もいただくね。ありがとう」
「もらうね」
ティーナさんとリリムさんもつられてお菓子を食べ始める。
それに習って私とソフィアさんもお菓子を食べる。
やっぱり、お菓子はみんなで食べる方が美味しいよね。
みんな美味しそうに食べてくれるし。
これでこそ、買ってきた甲斐があるよね。
今日の部活はテーブルゲームというより、お茶会になっちゃったけど、たまにはそんな日があってもいいよね。
これでこの章は完結です。
次の章の投稿はいつになるか分かりませんが、そのときはよろしくお願いします。




