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知らない世界にきてしまった



 はぁ〜っ、朝からつかれた。



 朝ごはんは美味しかったしテンションも上がった。

 だけど母さんと兄貴のせいでもはやマイナスだよ……俺が何したって言うんだよ!




 ってやばい、今日朝から初委員会だった。

 



 早起きが苦にならないタイプで本当よかったよ。朝起こされてなかったかって?

 あれは決して寝起きが悪いんじゃなくて、あえてベッドの中にいるだけなんだよ!



 そろそろ行かねば!!あーあー、真面目だから休めないなんて損な性格してるわ俺。


 ってことで、行ってきまーす。






 着いてしまった。朝の学校もなかなか圧があるよね、入りたくない。



 「あ、ケラランだー!おはー」


 「百瀬さんおはよ」


 「おはおはー!今日から委員会まじ楽しみ」


 「のーてんきかよ(ボソ)」


 「あぁ?なんか言った?」


 「ううん何でもない何でもない。ただ、こういうの初めてだから不安だなーって」


 「なるー。まぁ、先輩いるし問題ないいっしょ。楽しもうってな?」


 「……まぁ、頑張ってみるよ」


 「ケララン朝から下がりすぎ?ウケる」 「ダイジョーブだって!」



 全然ウケねーし、不安しかないわ!

 オネェと厳ついとギャルとモブとかなんの罰ゲームだよ。



 「ケララン今失礼なこと考えてなかった?」


 「考えてないよ!」



 ひぇ〜ギャルこわっ。



 「ほんとかなぁ?うーん」


 

 近い、やっぱこいつ距離感バグ民だこわい。



 「あれ?顔真っ赤じゃん。そんなにあたしよかった?」


 「        」


 「まぁ、あたしナイスバディの美人だからなー。見惚れるのは許したげよう。

  でも、お触りは禁止だかんね!」


 

 何言ってんのこいつ。自己肯定の神かよ……。

 その自信の0.01%くらい分けてくんねーかな。




 


 なんだかんだ話していたら、放送準備室についてしまった。

 


 「ねぇ、そーたん♡」


 「しーたん。そろそろ甘えタイム終わりだぞ」


 「まだ来てないんだし、もうちょっと……ね?」


 「仕方ねぇな」



 

 いや、仕方なくないと思われます!廊下までイチャイチャ聞こえてます。

 無理、入れない、こっちまで恥ずかしいわ!そうだよな百瀬?


 

 ……百瀬?




 ガランーー




 百瀬が勢いよく元気に扉を開けた。開けた!?開けちゃうの!?




 「もー先輩ら仲良すぎてうらやまー!イチャ声部屋の前まで聞こえてたっすよ」


 「あらん聞こえちゃった?照れちゃうわ」


 「あたしらの前ではイチャイチャタイム継続でも問題ないですって」



 何言ってんのこいつ。


 

 「あ、ケララン。先輩ら二人できてるからこれがノーマルね!気にしなくていいから」


 「ごめんなさいね」

 

 「悪いがそう言うことで」



 あ、うん、はい。膝抱っことかいうの実際にあるんだ。

 密着しすぎじゃない?どうくっついてるのさ。



 俺の知らない世界だな。筋肉って柔らかいんだっけ?どうだっけなぁー……。



 

 二人の世界ずっと作ってていいから、俺も脳内引きこもってもいいですか?


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