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残火遺

 つくしが咲いていたので、ライターの火を近づけた。

 表面が焦げるだけだったので、霧吹きでガソリンを吹きかける。

 ぼっ。と小さな火の玉ができた。

 ガソリンの降りかかった周囲も多少の火が上がったけれど、まあ誤差だ。

 公園の生垣にあった蜘蛛の巣を同様にして燃やした。

 中心から糸を伝って溶けていく。

 小さな花火をタイムラプスで見ているようだった。

 色々試して、鈴の付いた猫を捕まえ、燃やした。

 奇声を上げて、縛られた足でのたうち回り、黒焦げたものだけが残った。

 骨にはならないのか。……

 僕はガソリンを被った。


 はたして僕は、何が残るのだろうか。

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