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追いかけて

 マンホールの蓋が開いていた。

 開いているといっても半開きで、閉じようと思えば閉じれる。

 昨夜の大雨で道路が冠水した影響で蓋が持ち上がったに違いない。

 さて、と私はその縁を持って蓋をずらした。

 蓋は思っていたより重くて、コンクリートの地面をガリガリと削り跡を残した。

 まあ私の知ったことではない。

 中を覗くとお先は真っ暗だった。心が躍る。

 一歩ずつ、一歩ずつ、確かめるようにして下りていく。

 蓋は開きっぱなし。誰かが落ちてくるかも。

 まあ私の知ったことではない。

 光の届かないほど深くまで下りて、ようやく地面に足が着いた。

 据えたドブの臭いがまとわりつくようだ。

 まさしく! 私に相応しいじゃないか。

 さあ、地下暮らしの始まりだ。

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