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淡々三国志  作者: ンバ
蜀書第六、黄忠伝
51/603

まとめ

おまけ。

黄忠伝が短すぎたため、

季漢輔臣賛(蜀の身内ヨイショ文)

の黄忠の記述を補足します。


※訳はちくま三国志の丸写しです



(原文)

将軍敦壮、摧峰登難、立功立事、于時之幹。

─賛黄漢升



(訳)

将軍(黄忠)は義に厚い壮士ますらおであって

敵の鋒先を砕いて難局を克服し、

功業を打ち立て、当時に於ける重臣であった。


─黄漢升を賛う─




季漢輔臣賛では

黄忠は8番目に名前が載っています。



原文によれば、

黄忠の人柄は【とん】、

敦厚、などと表現するように

人情に厚いさまを表す語です。


きっと、部下に慕われてたでしょうね。




黄忠の個人的な評価です。



・戦闘★★★★★★★7

入蜀と定軍山のほぼ二つだけしか

出番がないとはいえ、

蜀の歴史に於ける最大の功業を打ち立てた点は

高く評価できると思います。

二打席で二打席ともホームラン、

うち片方は満塁の場面での逆転打を

打っているような、人間昇り竜です。

あと二、三回活躍する場面があれば……



・戦略★★★★★5

記述が少なすぎるためなんとも言えません。

中間の5です。



・内政★★★★★5

加点材料も減点材料もないため

これも中間の5です。



・人格★★★★★★6

季漢輔臣賛の記述を見る限り

人情家であったようです。

定軍山で部下を鼓舞してる場面は

とってもカッコイイ。


黄忠の最期の場面に載せられた

三国志演義中の漢詩です。

黄忠かっこいいのう。



老将は黄忠をわん

川を収むるに大功を立てたり

ふたたび金鎖のよろい

さゆう鉄胎てったいの弓を挽く

胆気河北を驚かし

威名漢中を鎮む

滅ぶるに臨みて頭は雪の如く

猶自ら英雄をあらわせり

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