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淡々三国志  作者: ンバ
呉書第十、周泰伝
470/603

三・四、対蜀魏

3.

後權破關羽,欲進圖蜀,拜泰漢中太守、奮威將軍,封陵陽侯。黃武中卒。


(訳)

その後、孫権が関羽を破り

進軍して蜀を図らんとすると

周泰は拝されて漢中かんちゅう太守、奮威ふんい将軍となり

陵陽りょうよう侯に封じられた。


黄武こうぶ年間(222〜229)に卒した。


4.

子邵以騎都尉領兵。曹仁出濡須,戰有功,又從攻破曹休,進位裨將軍,黃龍二年卒。弟承領兵襲侯。

(訳)

子の周邵しゅうしょうを騎都尉として兵を統領させた。


曹仁そうじん濡須じゅしゅへ出向すると戦い、

功績をあげた。

また、従軍して曹休そうきゅうを攻め破り

裨将軍の位に昇進した。


黄竜二年(230)に卒した。

弟の周承しゅうしょうが兵を統領し侯爵を襲いだ。



(註釈)

関羽を破ると、漢中太守。

漢中は揚州からだいぶ遠いので

名ばかりの太守の座。

韓当同様、そっちの方は期待されてない。



・戦闘 ★★★★★★★ 7

目の前に迫る山賊の凶刃から

ティーンの孫権を守り抜いた剛の者。


孫権に傷の由来を尋ねられたときに

「全部あの時の山賊に受けた傷です」

とは言ってないので、

黄祖、曹操、曹仁らとの戦でも

傷を受けながら必死に戦ったんだろう。



・戦略 ★★★★★ 5


特に加点要素はない。


・内政 ★★★★ 4


韓当と同じ理由でマイナス1。


・人格 ★★★★★★ 6


当時15歳くらいの孫権から愛された、

とあるから20も30も年上ではなさげ。

頼り甲斐があって

余計な事を言わないお兄さんだったのかな。


次は陳武伝。

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