表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
淡々三国志  作者: ンバ
呉書第十、黄蓋伝
462/603

四、死後も慕われる

4.

蓋當官決斷,事無留滯,國人思之。及權踐阼,追論其功,賜子柄爵關內侯。

(訳)

黄蓋は官に当たって決断し

仕事を滞留させることがなく

国人はこれを思慕した。


孫権が践祚するに及んで

その功績を追論して

子の黄柄こうへいに関内侯の爵位を賜った。


註3.

吳書曰:又圖畫蓋形,四時祠祭。

(訳)

呉書にいう、

また、黄蓋の姿形を絵に描いて

四季の時節に祠祭した。



(註釈)

程普も黄蓋も子どもはパッとしなかった。


孫静伝に、孫皎そんこう

黄蓋、孫瑜そんゆが亡くなったあとに

彼らの兵をあわせたとある。

孫瑜が215年に亡くなっているので

その前後に黄蓋も逝ったと見るのが妥当。


黄蓋評価

・戦闘 ★★★★★★ 6


蛮族の鎮圧に功をあげる。


・戦略 ★★★★★★ 6


赤壁で火攻めを提言。


・内政 ★★★★★★★ 7


エリート黄家の末裔だけあって

統治能力が実は高い。

実務を滞りなく捌いていた。


・人格 ★★★★★★ 6


厳しい見た目をしていて

(赤壁で黄蓋だと気付かれなかったが)

士卒の養成がうまい。

死後、黄蓋の絵が描かれ

四季の祭祀がおこなわれた。


次は韓当伝です。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ