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隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜  作者: 桜井正宗


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5/11

[5] 温泉に現れた筋肉ムキムキのおっさんとドラゴン族の少女!!

 さっそくステータスカスタム開始。



「今回はお試しでお前に[物理耐性][魔法耐性][種族耐性]を付け加えてやる」

「えっ、それって意味あるんですか?」


「あのな、フィラ。この[物理耐性][魔法耐性][種族耐性]があれば防御力が上がって、モンスターから受けるダメージが痛くなくなるんだぞ。つまり、死ににくくなるんだ」


「うんうん」


「お前は貧弱そうだからな、まずは防御から強化していく。それにな、このステータスカスタムは、相手にカスタムする場合は最大三個制限があるんだ。今はな」


「制限、ですか」

「ああ、そうだ。スキルレベルが上がればその制限も緩くなっていくらしいが、今は三つまで」



 俺はサクッとフィラのステータスを改良。



フィラ【カスタム画面】


[Lv.]1

[Job]大聖女

[HP]10

[MP] 3000

[ATK]1

[DEF]1

[STR]1

[AGI]1

[DEX]1

[INT]1

[VIT]1

[LUK]1


[物理耐性] 1%

[魔法耐性] 1%

[種族耐性] 1%




 ――というわけで、フィラのステータスに三項目を追加完了。基本数値はレベルと共にアップする。だが、戦闘時に限れば俺の方で調整可能。三分間だけなら好きな数値にできるのだ。今はこれでいい。



「うわぁ、なんか勝手に追加されました」

「同意の上だろ。ていうか、フィラ。お前弱すぎだろ」

「だって、冒険なんて真面(まとも)にした事ないですし」


 でも魔力(MP)だけはやたら高い。これはきっと『大聖女補正』だろう。[JOB]によって、補正が掛かるから、あり得ない話ではない。



「それじゃあ、俺も自身のステータスを改造しまくる。その間は適当に過ごしてくれ」

「えー! つまんないですよ~。じゃあ、お風呂貸して下さい」


「風呂は……使えない」

「へ」


「水を止められているんだ、この家は」


「どんだけ貧乏なんですか!!」

「お前に言われたかねぇ~~~」



「もういいです! わたしは一度、大聖堂に帰ります。汗臭い大聖女とか最悪なイメージがついたら嫌なので!」



「そうか、それじゃあ仕方ない。俺は『温泉』でゆっくりステータスでもカスタムするよ」

「えっ……温泉、ですか。あの温泉?」


「他にあるのか? お風呂の温泉だよ。近所に有名な温泉があるんだよ。知らなかったのか?」


「し、知りませんでした……。そこでいいです!」



 仕方ないので、フィラを連れていく事にしたが……お金はギリギリか。そろそろバイトかクエストでもしないとなぁ。



 ◆



 没落貴族の屋敷を改良して作ったらしい『温泉』へ。入浴料300クインを支払って入っていく。……ん?



「まて、フィラ。お前は男湯ではないだろう」

「えっ……なんです、それ」

「ここは混浴ではないんだ。男女に別れているだろう?」


「そういうものなんです?」

「そういうものなの。女のお前はあっち」

「えー…。一緒に入りましょうよ~」

「バカヤロウ。一緒に入れるかってーの! いいから行け」


「は~い」



 フィラは女湯へ向かった。

 やっと行ったか。

 世話の焼ける大聖女様だなぁ。



 俺は男湯へ。のれんを潜っていくと、その先には大きな胸板が――うわ!! 男の筋肉だ……!! てか、デカすぎんだろう。巨人かよ。



「…………」



 大男が俺を鋭い目つきで見下していた。こえー…睨み殺されそう。だが、男はそのまま俺の横を通り過ぎて行った。なんだったんだ?



「さて、さっさと入るか」



 服を全部脱ぎ捨て、俺は浴場へ。

 その先には誰もおらず、貸し切り状態だった。



「おお、いいね。ひとりきりでノンビリ過ごせそうだ」


『スローンさ~ん! こっちは誰もいませーん!』



 だが、フィラの声が反響した。

 あいつ、女湯から叫んでらあ。



「さすがに風呂くらい一人で入れるだろ? 後は頑張れ」

『はぁ~い』



 妙に素直な所が悪くない。さぁて、今度こそ――む? お湯がブクブクいっている。なんだ、温泉の底に何か居る?



 やがてそれは影となり、なにかがドバッと出て来て……!?



『スローン、貴様を待っていたぞ……!』


「お、お前は……」



 この人型のドラゴン族女は……まさか!!



「この顔を忘れたとは言わせんぞ、スローン。我が名はオシリス。クレセントムーンの副ギルドマスターだ!」



 丸裸のすっぽんぽんで副ギルマスは現れた。なんで、この男湯にいるんだよ~~~!?


「……何の用だよ」

「よくもハワードをボコボコにしてくれたな!!」

「恨んでいるのか?」



「いや、むしろ……感謝している!!」

「感謝してんのかい!!」



「私は本日をもってクレセントムーンを勝手に脱退する!! 決めたぞ、お前の仲間になるってな!!」



「ギルドを裏切るっていうのかよ!?」

「そうだ!」

「そうだって、丸裸で堂々と言われてもなぁ……けど、信じるに値するな。まず、乙女がそんな素肌を晒して懇願するなんて、ありえない」


「ああ、私は本気だ!! 本気も本気! 今すぐお前に抱かれてもいい!!」

「黙れヘンタイ!!」



 また変なのが増えたなぁ。

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