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(41) 第901部隊その①

体調を崩してしまいましたので、暫く更新をお休みさせて頂きます。


楽しみにしてくれてる皆様には、申し訳ないです。


次の更新は未定ですが、土曜日までには更新できる様に、頑張ります。

(41) 第901部隊その①








 案内された別室には、3匹の系統が違う蟻が居た。



 如何にもたたき上げの軍人然とした、体のあちこちに切り傷などがある蟻に、文官タイプのヒョロっとした体型の細い蟻。


 最後の蟻はちょうど、前の二匹の中間の様な蟻だ。




 俺が中に入ると、三匹は揃って立ち上がり敬礼する。


 此方も答礼する。


 俺が上座の席に座ると三匹も腰を下ろす。



「ギイ、ギ(さて、先ずは自己紹介と行こうか。俺はアリグル今回第901部隊の指揮官に任命された)」



 軽く自己紹介すると、先ずは軍人然とした蟻が答える。


「ギイ、ギイ(では、次は私が。名前はまだありませんが、第901部隊の副官を務めさせて頂きます。隊長はまだ部隊運用に不慣れと聞いておりますので、そのサポートも兼ねて居ます)」



 次に答えたのはヒョロっとした蟻だ。


「ギイ、ギイ(では、次は私が。私は第901部隊の後方支援要員でありまして、実際に戦闘は致しません。しかし部隊の運用に必要な物資の調達などを担当する、補給将校です。部隊の資金を効率的に使用して、十全のパフォーマンスが維持できる様に努めます)」



 最後の中間の蟻が答えられる。



「ギイ、ギイ(最後は私ですね。私は全体的なサポートを担当させて頂きます。部隊の作戦立案や書類仕事の処理などですね。それと紋章官を兼ねております)」


 これで、全員の自己紹介は終わった。



 取り敢えず軍人然とした、ガタイの良い蟻は如何にも軍曹っぽいので、軍曹蟻と呼ぼう。



 ヒョロっとした、文官タイプの蟻はヒョロ蟻で、中間のはスマート蟻と呼ぼう。


 わかっている。


 俺にはネーミングセンスは無い!



 って誰に言い訳してるんだ?




 そう思っていると、スマート蟻が話を進める。


「ギイ、ギ(早速ではありますが、部隊が居る宿舎に移動しませんか?今は四人の小隊長がそれぞれ、自分達の部下を纏めて居ます)」



 それに軍曹蟻も続く。


「ギ、ギー、ギイ(それもそうですな。そうそう。第901部隊は200匹編成であり4つの小隊からなります。他の中隊規模の部隊ですと、一つの中隊で一つの項目に特化した部隊。

 或いはバランスの取れた部隊編成ですが、我々第901部隊は、四つの小隊の得意不得意が見事に分かれて居ます)」


 最後のヒョロ蟻も肯定する。


「ギイ、ギ(ですが、見事にその四つの小隊を運用すれば、強力な部隊になるでしょうな)」




「ギイ、ギイ(なるほどな。わかった。では移動するとするか)」と言い立ち上がる。


 それに3匹も続き部屋から出て、第901部隊が駐屯している場所へと向かう。

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