ハロウィン特別編
ハロウィン特別編
巣内はハロウィン一色になって居る。
皆率先してカボチャを収穫しに向かう。
だが、この巣の頂点である女帝は、普通のカボチャに満足せず、このエルダー大迷宮の何処かに存在すると言う、伝説の7色に輝くレインボーカボチャを確保せよ。と巣内は全域に命令が出た。
すぐに軍を編成して捜索隊が組まれ、各階層に分かれて出発する。
“ミッション発動,,
レインボーカボチャを手に入れろ!
難易度:未知
ゲーム風だとこんな感じかな?とバカな事を考えてしまう。
それ程までにやる気が起きない。
何でそんな女帝の気まぐれで、振り回されなければならないのか?
企業だと、ブラック間違いなしの労働環境だ。
この世界に労働基準法など存在しない。
仕方なく、本当にイヤイヤだが、命令に従って出陣する。
何処からとも無く、ドナドナが聴こえて来る気がする。
幾多の困難を乗り越えて遂にレインボーカボチャを発見した!がしかし!其処には想像を絶する守護者が!
なんて事にはならないよね?
あれだよ?フリとかじゃないから!
そんな事を考えるくらい、疲労困憊して居る。
巣から出て上層をもう五日間も、捜索して居るが、何の手掛かりも掴めて居ない。
他の捜索部隊にも確認を時折取って居るが、何処も同じようなものだ。
加えて魔物の襲撃もあり、被害が増える一方だ。
はぁ。下っ端は辛いねぇ。
一人だと自由気ままに出来るが、その分危険も伴うからな。
なので、今はまだ離れるわけには行かないからな。
3日目の昼ごろ、一面カボチャ畑のエリアを発見した。
ここは期待が持てるぞ!
レインボーカボチャを探すと、小高い岩の上に7色に輝くカボチャを見つけた!
だが、そのレインボーカボチャの前には一体こモンスターが、鎮座して居た。
鑑定してみる。
【ジャック・オー・ランタン Lv45
ステータス
HP:6500/6500(緑)
MP:3650/3650(青)
SP:2045/2045(黄)
:2045/2045(赤)
攻撃力:5040
防御力:4052
抵抗力:4628
魔法力:3915
速度力:2046
スキル
『鬼火Lv8』『分裂Lv5』『空間転移Lv3』『剣術Lv3』『幻術魔法Lv6』『カボチャ魔法』『植物魔法Lv5』『頑強Lv3』『水魔法Lv3』『索敵Lv4』『魔力操作Lv6』『風魔法Lv7』】
称号
ハロウィンの守護者
カボチャの王様
スキルは少ないが、ヤバイ!逃げないと!
踵を返して、後ろを振り返ると底にはジャック・オー・ランタンが居た!
そして俺は燃やし尽くされた!
■■■
そのような夢を見た。
嫌だ嫌だ。
気分転換に外を出歩いて居ると、頭の中に念話が届いた。
『総員に告ぐ!レインボーカボチャを獲得せよ!』と脳内に響いてきた。
嘘だろ!?
冗談だよね?
混乱して居る間に、事態は進んで行く。
マジかぁ〜〜
あれ?これって俺死ぬの?
■■■
はっ!これも夢だった。
ふぅ。ハロウィンは嫌いだ!




