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Norse Cosmology   作者: 宵闇蛍
第一章 -幼少期編-
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魔法-6

 家に連れて帰られると待っていたのはやはり説教タイムもとい尋問タイムだった。

 おじいちゃんの部屋に入ると、珍しく内鍵をかられ、僕は祖父母と対面する形で椅子に座った。


 「ハルキ、あれは本当にお前がやったのか?」


 おじいちゃんは少し緊張した顔で言った。

 僕は起こったこと全てを包み隠さず話した。





 「そうか。部屋に来なくなったからワシはてっきりお前がもう魔法に飽きてしまったのじゃとばかり思っとった。考えが甘かったわい。ではハルキ、外に出るぞ」


 そう言っておじいちゃんはなんの説明もなく僕を連れだした。

 

 連れて来られたのはさっき熊と闘った場所、僕の元魔法練習場所だった。

 

 「さぁ、ハルキ。さっき使った魔法をなるべく大出力で放つのじゃ」


 突然過ぎるリクエストに僕は唖然した。

 見極めるということなのだろうか。

 固まってしまった僕を見てなにか察したのか、おじいちゃんは言った。


 「お主、気づいておらんのか?自分の身体が発行しておるのを」


 気づかなかった。

 僕の身体からは暖かい光の粒が溢れだしていたのだ。


 「それは魔力過多で身体の魔力が流れでているのじゃ。このままだと危険じゃ、早くなるべく多くの魔力を消費してしまうのじゃ!」


 よく分からないことが続いて頭がうまく働かない僕は、言われるがままに魔法を発動させた。何も考えず力いっぱいに。


 「火属性魔法ブレイズマジック 青白炎撃アッシェンフレア!」


 とてつもない豪炎が更地を吹き通る。

 レベルが上がったからだろうか。

 きっと威力は先ほどの比じゃないだろう。

 僕の炎は目の前の土地を一瞬で全て焼き払った。

 木々は溶けるようになくなり、風は台風のように吹き荒れた。

 見知った森は瞬く間に死んでいった。


 魔法を止めると、身体の発光は止まっていた。


 「よもや、これほどまでとは…」


 「お、お爺さん……」


 「言いたいことは分かる。宮廷魔導師と同等、もしかしたらそれ以上かもしれん。こんな1歳と半年の子供が、まさか…この目で今見たものが信じられんわい」


 二人はしばらく絶句してから、思いつめた顔で家に戻った。僕の手をしっかりと握って。



 部屋に戻ると早速ステータスを開いた。

 基礎ステータスポイントとスキルポイントを確認するためだ。

 まずは基礎ステータスから手を付けることにした。

 項目は6つ。

 STR、INT、DEX、AGI、MND、VITだ。

 前世のRPGでは


 STRはパワー。剣や打撃の攻撃力が上がる。

 INTは賢さ。魔法の威力やMPが上がる。

 DEXは命中。遠距離物理の弓の攻撃力や命中率が上がる。

 AGIは素早さ。回避能力や攻撃速度が上がる。

 MNDは精神力。MPや回復魔法の威力が上がる。

 VITは硬さ。防御力やHPが上がる。


 といった感じだったはずだ。

 僕は今は魔法しか使えない。

 しかし魔法はこの世界では貴重で強い力を持っているらしい。

 となると振るとしたらINTだろう。

 死んだら終わりなのでVITに振るのもいいかもしれない。

 だけど今はINTに振ろう。

 レベルも割と簡単に上がるようだし。


 

 INTに52P振りました。

 ステータスが更新されます。


  HP:153/153

  MP:153/995

  ATK:8.15

  MATK:529.73

  SPD:3.12


   STR(1) INT(53) DEX(1) AGI(1) MND(1) VIT(1)

  残P:0



 MPが104、MATKが408上がったようだった。

 MATKの上がり幅が凄い。

 どのくらい威力があがるのだろうか。

 また今度試してみたい。



 次はスキルポイント。

 どうやらスキルポイントを使うと新たなスキルが獲得出来るらしい。

 魔法の属性や慧眼のような特性を得られるもの、基礎ステータスの項目を増やすものなど沢山あった。


 一通り目を通してめぼしかったものは、

  ・魔法の属性

  ・基礎ステータス『LUCK』の追加

  ・個性『睡眠学習』の獲得

  ・魔法発動ショートカット作成

 の4つだった。

 魔法の属性は8つ。

 水、木、地、風の4属性は必要P30

 光、闇は必要P100

 次元魔法は必要P1

 最初は何かの間違いかと思ったが、どうやら本当に1ポイントで取れるらしい。


 ステータス『LUCK』は名前の通り運が上がるらしい。よく分からないが運は欲しい。必要P25


 個性『睡眠学習』は睡眠1時間毎に経験値を2%得られるというものだ。

 まだ頻繁に戦闘を出来そうにない僕にとても向いている。

 そして早めにとっておいたほうが得だろう。必要P20


 そして魔法発動ショートカット。

 これは体の一部を魔法スキル発動のトリガーとして登録することで、スムーズに多種類の魔法を発動させたり同時展開出来るというものだ。必要P5



 散々迷った挙句、僕は

 次元魔法

 睡眠時間

 魔法発動ショートカット

 の3つを取ることにした。



  慧眼:1.00

  火属性魔法

   着火イグニッション:54.01

   青白炎撃アッシェンフレア:1.85

  神祖魔法オリジンマジック

   物質生成ジェネレート:0.01

  次元魔法

   空間把握エリア:1.00


 残SP:1

  新たなスキルが獲得できます。



 個性

  神の加護

  睡眠学習



 今日はもう疲れた。

 追加要素は明日試すことにしよう。

 こうして僕は泥のように眠った。


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