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日々是エッセイ【色遊び】

“僕にも深紅”

scarlet for me

【赤】


サルビア、つつじ。

雨のあと、日曜日の朝。

花の蜜を吸いに行こう

あの公園の花はおいしかった

あそこはまだ行ったことがない

花が咲きたてのところがいい


子供の頃、ときどき、登下校でなんとなくわかってくるおいしい蜜がまだ吸える花の場所を考えていました。

ともだちと行くことも、ひとりで行くことも、どちらもありました。


花弁を陽に透かして見ると、透明な粒々がたくさん見えておもしろい。

目の上に乗せると冷えた花びらが気持ちよかったです。


花を指先でひねると鮮やかな色素が指についてうれしい。

鮮やかさはすぐに褪せるけど、その過程も美しかった。

香りと共に褪せる色は、生き物を触っていることを感じさせた。




【青】


水を掬っても青くない。

そのことが不思議でした。

なんども繰り返して、青を掬うにはどうしたらよいのか?を考えました。何時間も。


水を掬った中に顔を浸して目を開けたり、太陽に透かしたり、いろいろやりましたが青い水は掬えませんでした。



青は遠くにいる時にしか見えないのかもしれないと考えるようになり、水は青くなく透明で光の色だとしてとりあえず青を掬うことは終わりました。

“君にも深紅”

scarlet for you


(ジーン・ピットニーさんの歌より)

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