異なる世界。
そして下に降りていくと命が「一日ちゃん、お話終わったの?」と聞いてくる。一日が「とりあえずはね。でも今後どうするかについてはまだ決まってないわ」と言うとシオンは「そっか・・・次は僕達も活躍したいのに」と言い、言葉は「シオン、これはヒーローごっこじゃないんだから」と諭す。
一日が「それで、今後についてなんだけど、この世界は暫く大きな動きは無さそうだから先に奴等の退路と希望を断つ為に他の世界に向かう事になるわ」と言うと木の葉は「他の世界って、一日ちゃんの先輩達が居た世界の事?」と聞き、一日は「ええ」と言い、命が「どうして、その世界は・・・」と言うと一日は「それはね・・・」と返答する。
その頃、聖達も又、今後の行動について話し合っていた。命の母が「・・・他の世界に協力を求める?」と聞くと聖は「ええ、既にこの世界の状況は私達だけで打開出来るものではなくなっています。それに他の世界も制圧されている以上、それらの世界を開放する事で奴等の後ろ盾を崩す事も出来る筈です」と言い、秋月母が「それは分かりましたが・・・私達はどうすれば・・・」と聞くと聖は「先日の各国首脳の一件も考えると皆さんがこの世界に残るのは奴等に利用されてしまう可能性の方が高いでしょう・・・そこで私達に同行し、各世界を回って下さい。それに、それぞれの世界であれば、皆さんが戦えるように、いえ、自衛出来る位の道具を揃える事は可能です」と告げる。
ロザリーが「無論、強制はしませんが・・・どうしますか?」と聞くと命の母とその協力者は「考えるまでもありませんよ。ここに居ても命や子供達は取り返せない、なら行きます!!」と言うが秋月父は「母さん・・・」と暗い顔で秋月母を見つめる。その直後秋月母が「その世界であれば・・・未末を救う手段を見つける事も出来ますか・・・」とか細い声で言うとチュアリは「それは・・・分かりません。ですが・・・」と返答し、秋月母は「分かりました。私も行きます」と言い、秋月父は「母さんが行くのであれば、当然私も行きます」と言う。
聖が「これで意見は纏まりましたね。さあ、行きましょう」と言うとテレサは「しかし、行くといってもどの世界に向かうんだ?何しろ他の世界は全て違う。まずは目的を絞り込まないと・・・」と言う。聖は「まずはロザリーの世界に向かおう。ロザリーの世界は科学技術が発達している。魔術では奴等に分がある以上、こちらは科学で対抗するのが得策だろう」と言う。




