双頭の雷龍
時は安土桃山、後に「西国無双」と謳われる鎮西の剛勇・立花宗茂。其の活躍の傍らには妻・誾千代があった。宗茂と誾千代という、互いの存在を認めあった夫婦が、戦乱の世を生き抜く様子を描く。天正九年、当時統虎と名乗っていた宗茂は戸次道雪の一人娘・誾千代と婚礼を挙げる。幼馴染みであった二人は夫婦となり、今まで語る事の無かった自らの信念が、驚く程似通っている事を知る。語らずとも判り合える二人の想い。然し魂が近ければ近い程、お互いの苦しみも悩みも判ってしまう。二つある頭の運命は、やがてどちらかが淘汰されるか分裂するか。宗茂が、誾千代が下した決断は…。
参考文献:中野 等「人物叢書立花宗茂」(株式会社吉川弘文館)、吉永正春「筑前立花城興亡史」(西日本新聞社)、月刊歴史街道平成27年9月号(株式会社PHP研究所)ほか
参考文献:中野 等「人物叢書立花宗茂」(株式会社吉川弘文館)、吉永正春「筑前立花城興亡史」(西日本新聞社)、月刊歴史街道平成27年9月号(株式会社PHP研究所)ほか
~序章~
2015/12/24 00:00
(改)
~一の章 初陣~
2015/12/25 00:00
(改)
~二の章 義父と父 上~
2016/01/25 01:00
~二の章 義父と父 中~
2016/02/25 00:25
(改)
~二の章 義父と父 下~
2016/08/17 01:11
~三の章 水龍の棲み家~
2017/05/14 02:22
~四の章 すれ違いの決意~
2017/07/08 13:39
(改)
~五の章 海の向こう側‐文禄の役‐~
2017/08/14 12:38
(改)
~六の章 戦いの間で~
2017/10/01 11:59
~七の章 海の向こう側‐慶長の役‐~
2018/01/08 14:55