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裏Resort  作者: まさぐりまさお
最終章
93/108

軽井沢編4 社員とかアルバイトとか

2001年


この年も新入社員が僕の部署にも入ってきた。


スギとサダ。


年下の男




スギは長身でドライアイの怒らないで有名な後輩。




サダは野良犬みたいな目をしていた。




スギは大学を卒業した幹部候補で入ってきたが、現場でこき使った。




町田君はさっさと現場を離れ、事務所でPCを弄るのが仕事になっていて、プライベートでは、僕の隣の部屋で古参の女子社員と同棲というおままごとをして暮らしていた。




サダは高卒で中途採用。敬語が苦手なようで生意気と勘違いされやすく、仕事でも一番きついパーキング係として働いていた。




2人とも、優秀な後輩だった。




僕はというと、この二人にさっさと現場仕事を教え、さぼりまくっていた。


仕事に対しての情熱は無くなり、女のケツを追っかける毎日だった。






そして、アルバイトのサトシと熊木は地元の人間で、高校を卒業したばかりのフリーター。


田舎の子は素直でよく働く。


サトシは前回も書いたが、モテまくり、来るアルバイト来るアルバイトの女子を皆持っていく勢いだった。




僕は思った。




どうにかこいつの快進撃を止めないといけない。


しかし、途中で考え直した。


同じ部署のアルバイトだし、可愛い後輩にあたるので、味方につけることにした。






熊木は虚言癖のある馬鹿。


一度、小学生レベルの算数の問題を僕が作り熊木にやらせたところ、20点という馬鹿っぷり。


足し算すらあやしいレベル。


だが、ノコギリを使ったりする、肉体労働に向いていて、よく二人で木材を使った補修の仕事をした。






この年は女の子がかわいい子ばかりで、凄かった。




遊園地も3年目ともなれば顔も採用基準になるのだなと実感した。






年齢も若返り、20代前半のスタッフでほぼ動いていた。




そんななか、1人のベテランが入ってきた。




スエさんと言って、背の小さな華奢な方で年齢はこの頃たしか、20代も後半だった。




なんでも、昔からアルバイトで働いており、辻岡Ⅿも知っている仲だという事だった。


スエさんは僕の部署に来た。




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