表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
精霊の森  作者: 富幸
47/60

宝玉 1

 きくらちゃんが帰るとお爺ちゃんが

「いっちゃんの賜った玉は精霊様の知恵の塊なのじゃ、此れは人を堕落する事も高める事も出来る物だ其れだけにその使い方を問われるだろう精霊様も罪な物を残したものだ。

 いっちゃんくれぐれも言って置くけど宝玉はあまり使わない様にまして頼ってはいけないよ」

 僕は手の平にある深いブルー色の玉を見つめこんな小さな玉が人を変える事が出来るなんて、お爺ちゃんも大げさだと思った。

 僕が黙って玉を見つめているのを見てお爺ちゃんが立ち上がり

「此れから神社後の結界を解きに行って来るので留守を頼むよ」

 と言って家を出て行った。

 僕は玉を握り静かに眼を閉じた。

 すると眼の前に、さくらちゃんが微笑んで立っている。

 思わず眼を開けると手の平の玉が見えるだけである、僕が何度試しても、さくらちゃんが紅いスカートとと白い上着の巫女姿で出て来て微笑んでいる。

 僕は宿題帳を取り出し難しい問題を見て眼を閉じた。

 すると問題の解答や解き方がイメージとして頭に入って来る。

 お爺ちゃんの言ってた宝玉に頼るな、と言うのは此の事だと思った。

 それにしても最初に、さくらちゃんが出て来たのは僕は彼女が好きなんだと思った。

 次の日、朝早く僕はお爺ちゃんに駅まで送ってもらって自宅に帰った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ