帰還 3
参道を少し離れると人の往来も少なくなる、二人は参道の側の石垣に腰を掛けた。
すこししてさくらちゃんが
「本当に帰ってしまったのね」
と呟くように言った。
「うん今朝早く家が揺れていたからその時だと思う」
「本当お家が揺れたの私の家は揺れなかったわ」
「エッじゃ揺れたのは僕の家だけ?あれだけ長く揺れたのに」
「そう不思議ねでも私困ったは家に帰ってどう言えば良いのかしら」
と不安そうに僕を見る
「どうして精霊様が帰って困るの」
彼女は僕を見つめながら
「あのね貴方だから話すけど私はお父さんと叔父さんの巫女をしているのだから困るの、だって精霊様の御宣託が受けられないでしょ」
「ああだから君は御宣託を受ける為に神社に行ってたのか」
「そうよ初めて会った時に貴方、私の服を見つめていたでしょあれは叔父様が巫女の服はスカートは赤上は白に決まっている。神様の前に行く時はこれを着なければいけない。て買って来たのよ」
「そうだったの僕も初めて君を見た時は吃驚したけど見なれるとよく似合うよ」
とごまかした本当はとても綺麗だと言いたかったのに
「フフッありがとう私ねあだ名が巫女てゆうのよ、学校ではさくらの名前で呼ばれ無くて、みこちゃんと呼ばれているの」
「君は其れで良いの」
「もう慣れたけど、でも家の方はどうしょう」
と僕の意見を求めるように話しかけて来た。
僕と話をする事により不安感が和らいだのかも知れない。




