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森の精霊 3
彼女の大きな瞳に真近で見られると少し
ドキドキしながら
「じゃあ僕が一級上だね」
「そうね」
「えー僕の事知ってるの」
「お爺さんから聞いてるから」
「ねーお爺ちゃんはなんて言ってたの」
と聞くと
「フフフ」
と含み笑いをして返事をしてくれなかった僕は再度話を変え
「さっき君が聞こえるて言っていたけれど」
彼女は無言で頷くと
「時々此処にきてその神木やお宮の後ろに在る神木と話をするの」
と僕達が座っているそばの木を指差した゜僕は立ち上がり岩を降りて
「僕にも聞こえるかな?」
と聞くとニコて笑って
「聞こえるわ」
と言いながら降りてきて木のそばに行き木に耳を押し付け目を閉じた。
「こうだね」
と反対側に回り耳を付け目を閉じた。
その瞬間周りの景色が見える
あれ僕眼を閉じたのに何故と思ったが
それより木の反対側に居るはずの彼女まで見える。
彼女は先程のまま神木に耳を付けて眼を閉じたままだ。
僕は神木に耳を付けたまま動けなかった゜
大きな大木が透明になって反対側の彼女が見える。




