魔族到来
アーサスとマーリンは、上空の討伐が終わりパトリックとスーザンを援護しようと地上に降りると空間が歪み魔族達が現れた。
「おや、何じゃ、赤竜のお馬鹿がやられておるわ」
「ぶはは、なんじゃ、もうやられたのか?」
「あゝ、早過ぎだな」
「あら、嫌ですわ」
アーサスとマーリンは、信じられ無い事が起こったと自分の目を疑った。
「エッ、エリザベス… なぜ? 何故、魔族と一緒にいるんだ!」
「あらぁ、アーサス様、ご機嫌よう」
「質問に答えろ! エリザベス!
「あははー、決まってますわ、マーリンをこの手で殺す為ですわー」
「ん? なぜ?」
「あらあら、良い男がおるでわないか。ペロッ」
「ぶはは、色欲のアスモテウス、面白い、やれやれ!」
「無駄口を叩くな。お前ら、早速と片付けるぞ!」
「此れだから 無粋な男は嫌なのじゃ。もっと楽のしまぬか」
「ぶはは、面白い、やれやれ、アスモテウス!」
「ぞっ、族長? あっ、あれは… 」
「怯むな! まだまだ魔物も居るぞ!」
「「「「おおおおおおおおー」」」」
「お主ら、あのゴツい奴はワシが狩る。後頼めるか?」
「はっ、獣王陛下、承知しました」
「ん、エリザとやる」
「マーリン?」
「ん、心配無い」
「分かった。パトリック! クリューサと一緒にやれるか?」
「あいよ! 俺ら狩人だぜ、なぁ、スーザン?」
「勿の論よー」
『クリューサ、気を付けて。分かっとるわ!』
『小童今だけ乗せてやる』
「あっさーす (ありがと)」
『さぁ、スーザン、行くわよ』
「はーい。お願いしまーす」
「ふふ、マーリン、今日は手加減無しですわ」
「ん、勿論」
「舞い散れ【桜吹雪】」
マーリンは、素早く魔女のタロット自分の前に展開させ回転させた。
風と共に無数の刃がマーリンを襲ったが、回転するタロットに阻まれた。其れを見たエリザベスが、短距離転移でマーリンの後ろに現れるが、其れを察知したマーリンが後ろに飛び距離を取った。
「行け!タロット【風刀】」
「ふふ、そんな物、簡単に避けれますわ」
「闇の深みよ、来たれ!【暗黒牢】」
マーリンの足元が、黒く広がり沈みかけたが羽根を羽撃き上空に飛んだ。
「ん、私には、効かない」
「チェッ、じゃ、此れなら、どうかしら?」
「闇の空よ、降らせ!【黒雨】」
「回れー タロット【旋風刃】」
マーリンの放ったタロットの刃が黒い雨を吹き飛ばしながらエリザベスを襲った。エリザベスは、頬、右肩、左腕と左太腿に刃が深く刺さった。
「エリザ、降参して!」
「フン、調子に乗るなああああー!」
「空から落ちろ!【黒柱】」
「シキュエル出て!」
シキュエルによって巨大な黒い柱をぎりぎりで避けることが出来たマーリンは、そのままエリザベスの所まで素早く飛び、シキュエル(水体)の結界の中に入れた。そして、マーリンは、直ぐにスーザンを援護に行った。
その頃、アーサスは、怠慢のベルフェゴールと睨み合っていた。
「おやおや、貴方は、魔族ですか? 見た事が有りませんが… 」
「俺は、人間だ! お前らの呪いで[魔人化]しているだけだ」
「あゝ、成る程、精霊を食ったのですね」
「えっ、あっ、いや… ってそんな事は、どうでも良い。エリザ、行くぞ!」
「はいはーい」
「風よ、切り裂け!【鎌鼬】」
ベルフェゴールは、ヒョイヒョイと簡単に身を交わせて避けた。そして、拳を真直ぐアーサスに向けて[ワンパンチ]し、避けられるとすぐにアーサスの足を払ったが、よろけながらも直ぐに態勢を立て直した。
「轟け!【爆雷】」
ゴロゴロ、ドガーン
「おっと、危ない」
「クソッ,交わされた」
アーサスは、ベルフェゴールに向かって足速に走り間合いを詰めながら魔力を魔剣に込めた。
「貫け!【氷龍】」
アーサスが、放った氷の龍は口を開けながら ベルフェゴールに襲い掛かった。ベルフェゴール避け切れずに肩から腕にかけてをかじられ血が大量に流れ落ち瀕死の状態となった。時間をおかずアーサスが、切り込もうとしたら空間が歪み何処かへ転移してしまった。
「あいつ、逃げたわね」
「あゝ、エクス、終えるか?」
「う〜ん、探知広げても引っかからないわ」
「クソッ、逃げたか? あの傷じゃ、再生にも何日も掛かるだろうが…」
「呪いをかけたから、傷口から腐るわよ」
「えっ? エクスそんな事も出来るのか?」
「あんたの魔力が増えたからよ」
アーサスは、マーリンを探し大丈夫だと知るとパトリックの方に向かって俊足に移動した。
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