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朝クレープ


 晩飯のために訪れたセツナの店で皆が皆、夢中で三品定食を食べている。

 前に持ち帰った料理は適当に用意してもらったものだったけど、今回は自分で選んだ料理だから、より夢中になって食べているように見える。


「このスープ、めっちゃ美味しいんだけどっ!?」


 汁物を野菜たっぷり豆乳スープにしたマーウが、文字通り流し込むようにスープを飲んでいく。

 俺が頼んだホックリダイズのおからが手作りだから、豆乳もその時に作った手作りかな。


「このカイザーサーモンのパン粉焼き、唐揚げやフライとはまた一風違って美味しい。カイザーサーモンに和風の味付けが染みているから、このままでいけるしごはんにも合う」


 切り身じゃなくて一口大に切ったカイザーサーモンに、パン粉を纏わせて焼いたものを食べるルナの手が止まらない。

 今の食レポを聞くに、和風の調味液に漬け込んで味付けしたのかな。

 ごはんのおかずにするなら、味噌に漬け込んだのを使っても面白いかも。


「このジャガイモを甘辛く煮たの、味付けが良い塩梅だよ。こういうのって里芋ってイメージだけど、ジャガイモもホクホクしていていいね」


 里芋の煮っころがしならぬ、ジャガイモの煮っころがしを食べたむらさめが何度も頷く。

 照りがある茶色い見た目もあって、より美味そうだ。


「やべぇっす、このオーク肉の煮込みハンバーグ」

「うん。ハンバーグ自体も美味しいけど、ソースも美味しくてごはんと混ぜて食べたいよ」

「オーク肉だったら、肉豆腐も美味しいわよ」

「ええ。お肉だけでなく、おつゆを吸ったお豆腐も美味しいです」


 同じオーク肉でも別の料理を食べている年少組が、それぞれの料理を楽しんでいる。

 小ぶりで煮込んだソースがたっぷり掛かったハンバーグと、肉と豆腐しか使っていない名前通りの肉豆腐。

 ポッコロの言う通り煮込みソースとごはんもいいけど、肉豆腐の煮汁とごはんも美味いと思う。

 行儀が悪くとも、美味いなら許される。

 ハンバーグを食べさせてもらい、モルモル鳴いているころころ丸もそう思うよな。


「やさいまりね、あまくてすっぱくてしゃきしゃきでおいしー!」

「野菜なら、ふろふきスンヅマリモドキダイコンも美味しいんだよ。柔らかくて中まで出汁が染みているし、掛かっている味噌味のタレが大根と出汁の味を殺さず、それでいて存在感もあるちょうどいい濃さなんだよ」

「れーぼーさばのみりーづけ、おーしーの」


 緑系を主体に色々な野菜を使ったマリネを満面の笑みでバリバリ食べるイクト、無表情でふろふきスンヅマリモドキダイコンを味わって食レポをするミコト、焼いたレインボーサバのみりん漬けを大きく開けた口で頬張って食べるネレア。

 その三つで三品定食を作っても良さそうだな。


「わっ、このプラチナシャケのちゃんちゃん焼き仕立て、味噌の味が鮭を引き立てて美味しい」


 主菜を俺と同じ物にしたセイリュウの言う通り、味噌主体の味付けで調理されたプラチナシャケが美味い。

 味噌漬けとは違う味噌での味わいと、一緒に調理された野菜の美味さ。

 そのどちらも、メインのプラチナシャケの味を損なわず引き立てている。

 これだけでなく、一緒に頼んだキノコ汁、ホックリダイズの手作りオカラと野菜の炒め煮、切り干しスンヅマリモドキダイコンとマダラニンジンの煮物、そのどれもが美味い。


「これはセツナの名声抜きにしても、繁盛するだろうな」


 店内を見回せば、俺達以外のプレイヤーで満席になって、誰もが美味そうに飯を食っている。

 お陰でセツナと雇っているNPC達は大忙しだが、セツナの表情は楽しそうだ。

 この中で何人が純粋にセツナの料理を楽しんでいるのかは分からないが、嬉しそうならいいか。


「おい、あそこに赤の料理長がいるぞ」

「さすがは吸血鬼の姐さん、赤の料理長も認めて来店するほどの味なのね」

「忙しそうだから料理長が手伝いに入る、なんてこと起きないかな」


 一部はセツナの料理だけでなく、こっちにも注目しているようだが、気にしないでおこう。


「にしても、あの人やるねー。一人でこれだけの種類の料理作るなんて」

「料理の大半はカウンターの大皿とか、冷めても問題無いものや、火に掛けておけるからだな」


 マリネやジャガイモの甘辛煮とかは大皿にある料理だし、オカラの炒め煮とかは小鉢によそってあるのをアイテムボックスから出しただけ。

 現実の飲食店でも、冷めても大丈夫な料理は予め作っておいてラップを掛けて冷蔵庫に入れ、注文が入ったら出すというやり方をしているし俺は気にしない。

 汁物は基本的に鍋ごとアイテムボックスへ入れて、たまに火に掛けて温めている。

 あれならそうそう冷めないし、肉豆腐や煮込みハンバーグも同じ方法で温めている。


「つまり今この場で調理する料理はそこまで多くないから、セツナ一人でも回せるんだよ」

「さすがトーマ、実家を手伝っているだけのことはある」


 調理がワンオペでも回せる理由を説明すると皆が感心したように頷き、ルナから褒められてサムズアップされた。


「言われてみれば、あそこで作っている料理はさほど多くないっすね」


 改めてコ型のカウンター内で調理をするセツナを見たディーパクトが呟く。

 その通り、なんでもかんでもこの場で作ればいい、というわけじゃないんだよ。

 特に飲食店は料理以外にも、回転率だの提供時間だの、早さも求められるからな。

 広い厨房や料理人を複数揃えるといったことが出来ないのなら、こうした方法を取るのも一つの手段だ。


「お店を経営するなら、そういうところも考えなくちゃいけないんですね」

「美味しい料理を作れればいいわけじゃないっていう、お兄さんの言葉の意味が分かりました」

「俺の言葉じゃなくて、父さんや祖父ちゃんの教えだって」


 感心するポッコロとゆーららんへ訂正を入れ、引き続き飯を楽しむ。

 とはいえ他のお客もいるから長居はしないよう、食い終わったら代金を払って素早く退店。

 店を出る際にセツナから、また来いよと言われた。

 あんなに雰囲気が良くて美味い店なんだ、必ずまた来るって。

 そうして晩飯を終えた俺達は今夜の宿を探し、旅館のような場所で畳張りの大部屋を取った。

 備え付けの浴衣姿になり、明日の予定を再確認したら就寝――するかと思いきや、マーウによって枕投げが強制開催。

 イクト達と年少組が真っ先に参加し、仕方なしに俺とセイリュウとルナも参加し、及び腰だったむらさめも巻き込まれる形で参加させられた。

 意外と熱中したこともあり、三十分ほど熱闘を繰り広げたのちに就寝。

 一瞬で終わった睡眠後はファッション用の着物姿のまま旅館を出て、朝飯を食うため作業館へ行き個室を借り、ディーパクトと朝飯の準備に取り掛かる。

 他の皆は椅子を用意したり、見学の準備をしたりする。


「それでトーマ君、何を作るんですか?」

蛋餅ダンビンっていう台湾料理とアツペラワカメのスープだ。それと並行して、皆に持たせる昼飯の焼きおにぎりを作る」


 焼きおにぎり用に米を仕込みながら、むらさめからの質問に答える。

 ディーパクトにはアツペラワカメを切ってもらい、水を張った大鍋で煮込んでもらう。

 煮込んでいる間、ディーパクトはパワフルニラを刻み、米を仕込んで魔力炊飯器を起動させた俺はピリピリネギを薄い輪切りにする。

 それを終えたら、俺はボウルへ小麦粉を出して水と塩を加えてダマにならないようかき混ぜ、薄い輪切りのピリピリネギと刻みパワフルニラを加えてさらに混ぜ、お好み焼きのようなドロドロ生地を作る。

 ディーパクトには醤油と砂糖と酢と油を混ぜてもらい、時折俺と二人で味見して味を調整しながらタレを作ってもらう。


「ディーパクトはそれが終わったら、スープに集中してくれ」

「うっす」


 指示を出しながら魔力ホットプレートを起動させ、生地を流し入れて焼く。

 この時、焼き具合に差が出ないよう厚さを均等にする。


「なんかクレープっぽーい」

「ネギとニラが入っているから、クレープというよりお好み焼きだと思う」


 マーウとルナが抱いたイメージは間違ってはいない。

 蛋餅は別名台湾クレープとも言うし、それでいて作り方はお好み焼きっぽさがある。

 焼いている間に卵をボウルへ割り入れて溶き、隠し味程度の醤油とピリピリネギとパワフルニラを加えて混ぜる。

 この間に生地の片面が焼けてきたら、包丁で生地に切れ目を入れて数枚に切り分け、菜箸とフライ返しを使って一枚ずつひっくり返して反対側を焼く。

 続いて人数が増えたから追加購入した、二つめの魔力ホットプレートを用意して加熱して油を引いて広げ、卵を流し入れて焼く。

 生地の両面が焼けて卵が半熟状になってきたら、生地を一枚ずつ取って卵の上に並べるように重ねていく。


「なんだか広島のお好み焼きみたい」


 半熟状の卵に小麦粉の生地を重ねたから、セイリュウがそう思うのは分かる。

 卵にも生地と同じ幅で切れ目を入れ、卵が固まってきたら上下ひっくり返して軽く焼き、卵を生地で巻き込むように巻いていく。

 くるくると巻いてもいいが、難しければ折りたたむようにしてもいい。

 焼けたこれをまな板の上へ移し、食べやすいように切り分けて皿へ載せて、タレを掛ければ完成だ。




 蛋餅 調理者:プレイヤー・トーマ、ディーパクト

 レア度:3 品質:5 完成度:79

 効果:満腹度回復12%

    体力+3【1時間】

 パワフルニラとピリピリネギを混ぜた生地と卵を焼いて重ね、巻いたもの

 このままでも美味しいですが、中に何かしらを巻いても美味

 酸味がある甘じょっぱいタレの油とモチモチ食感で、食べ応え十分




 説明にもある通り、この料理は巻くときに何かしらの具材を加えて巻いてもいい。

 主にチーズとかベーコンとかツナとかコーンが多いが、ハムとか生野菜を巻いて食事系クレープのようにしても美味いと思う。

 基本の味を知ってもらうために作ったプレーンを一切れ取り、味見のために食べる。

 モチモチの生地、薄焼き卵の柔らかな風味、ピリピリネギの食感と微かな辛さ、パワフルニラの風味。

 これらの一体感に酸味のある甘じょっぱいタレが利いて、油と生地の食感による食べ応えがあって美味い。


「ねぇトーマ君、それに餅って表示されているけどお餅入ってないよね?」


 表示内容を確認したセイリュウに尋ねられ、焼けたものが冷めないようアイテムボックスへ入れ、次のを焼きながら説明する。


ビンは小麦粉を使った生地を焼いたり揚げたり蒸したりしたものの総称で、日本のもち米をついた餅とは違うんだ。屋台でも見かける焼餅シャオビンっていうおやきみたいな料理も、そういう理由で餅って文字が付いているんだ」


 説明に皆が頷くが、よく見るとイクト達ところころ丸は説明に耳を傾けている様子は無く、焼かれている生地に注目している。

 うんまあいいよ、君達はそれでいいよ。


「先輩、出汁の味見を頼むっす」

「分かった」


 小皿に入れたアツペラワカメの出汁をすすり、大丈夫と判断して塩を主体に香りづけを兼ねた醤油も少し加える。

 味付けを終えたらお椀へ注ぎ、少量の油とゴマとピリピリネギを浮かせ、前にも作ったアツペラワカメスープが完成。

 ほとんどディーパクトが作ったから完成度は高くないが、味は問題ない。

 そちらは火に掛けてもらったまま、俺は蛋餅を焼き続け、ディーパクトには炊けたごはんを混ぜておいてもらう。

 途中からプレーンではなく、シープン一家の牧場から転送配達で購入したチーズを削ったもの、薄めのくし切りにしたエバーグリーントマト、ミヤギのところから転送配達で購入した燻製肉の薄切りと、色々な物を巻いて作っていく。

 やがて全ての蛋餅が焼きあがったら、アツペラワカメスープと共に並べて朝飯が始まる。


「うわっ、おいしっ! このもっちもち食感、最高じゃん!」

「感じとしてはチヂミが近い。でも薄焼き卵がある分、こっちの方が好み」

「このタレもいいね。酸味が油の重さを和らげて、甘じょっぱい味が生地と卵に合っているよ」


 一口食べてマーウが声を上げ、感想を述べながら食べるルナが何度も頷き、むらさめがタレと生地の相性に微笑む。


「おいしー!」

「おーしー!」

「この料理は生地とネギとニラと卵、この四つがそれぞれ違う食感と味と香りを持っているのに一つの料理にまとまって、幾重もの演出となっているのを口の中で楽しめるのが肝なんだよ。さらにタレの適度な重さと酸味と塩味と甘味が、料理単体では足りなかった味の深さと広がりを加えてくれているから美味しんだよ」


 口の周りをタレでベタベタにして、満面の笑みで美味しいを連発するだけのイクトとネレアに対し、無表情ながら食べる手は止まらず目を見開いて料理を凝視しながら食レポを展開するミコト。

 その姿を見ているだけで作った身としては嬉しいが、最後に「マスターだけで作ったならもっと美味しいと思うんだよ」と呟いたのは余計だぞ、ミコト。

 ほらみろ、ディーパクトが落ち込んじゃったじゃないか。


「このワカメスープも美味しいですわね」

「チヂミっぽい料理だから、ワカメスープが合うわね」

「元気出してディーパクト君、スープ美味しいからさ」

「うぅ……。サンキュー」


 アツペラワカメスープを飲むアルテミスとゆーららんに続き、ポッコロが感想を伝えながら慰めることで、ディーパクトは復活。

 スープを飲んだころころ丸も、元気出せよと言わんばかりにディーパクトの肩をポンポン叩く。


「しっかりした食べ応えがあるから、これ一品でも満足できるね。プレーンに以外にも、チーズ入りやトマト入りやお肉入りもあるから食べ飽きないよ」


 うん、その感想と笑顔だけでもう十分。

 他の人のどんな笑顔や美味いという感想より、ずっと嬉しい。

 もう無理だなこれ、絶対に惚れた弱みで頭が上がらないと思う。

 今夜の飯はその笑顔と感想を最高に引き出せる、セイリュウの好物の麺料理にしよう。

 そんな決意を密かに固めつつ、薄切りの燻製肉が入った蛋餅を食べる。


「ディーパクト、これ食ったら次は皆に持たせる昼飯作りをするぞ」

「うっす!」


 良い返事をしたディーパクトだが、直後にルナとミコトからしっかりやるよう釘を刺され、肩を落として「うっす……」と力なく小さな返事をした。

 あまり高い要求をしてやるなって。


「ミコトもルナも、そういうこと言うなよ。ディーパクトは料理の練習のため、ここで料理しているんだからさ」

「ごめんなんだよ、マスター」

「美味しいものを食べたくてつい」


 素直に謝るミコトはともかく、ルナはもう少し熱量を下げろ。

 とはえい、そんな出来事もあったからか、朝飯後の昼飯作りでディーパクトはやたら気合いが入っていた。


「焼きおにぎりっすよね! 味付けはどうするっすか!」

「まずは落ち着いて肩の力を抜け。力んだからって、美味いものを作れるわけじゃないぞ」


 力を入れていいのは気持ちだけ、体は余計な力を抜け。

 でないと余計な力が入ってミスしかねないし、ここはゲーム内だから関係無いけど余計に疲労するから。

 ともあれ、焼きおにぎり作りを開始。

 ディーパクトがごはんを四つのボウルへ移している間に、醤油と味醂を混ぜ、塩とビリン粉を混ぜ、味噌を酒で伸ばし、搾菜に当たるザサーイを細かく刻む。

 塩ビリン粉と酒で伸ばした味噌はディーパクトにボウルのごはんへ混ぜてもらい、俺はその間に刻みザサーイ入りのおにぎりを作る。


「へ、トーマってば上手に握るじゃん」


 握る様子を見ているマーウの呟きに、皆がうんうんと頷く。


「昔、暮本さんから教わったからな」


 当たり前だが、その道を進み続けた暮本さんの技量には遠く及ばないがな。

 そう思いつつザサーイ入りのを握り終えたら、ディーパクトに渡して魔力ホットプレートで焼いてもらい、俺は塩ビリン粉を混ぜたごはんと、酒で伸ばした味噌を混ぜたごはん、何もしていないごはんを握る。

 時折ディーパクトへ焼き加減を指摘しつつ、俺も二つめの魔力ホットプレートでおにぎりを焼いていく。

 唯一何もしていないおにぎりには、味醂を混ぜた醤油を塗る。


「醤油と味噌の良い香りが充満していきます」

「さっきご飯食べたのに、もうお腹空いた気分だよ」

「お兄さん! 香りが良すぎて、今すぐ食べてしまいそうです!」

「昼飯用だって言っただろう」


 すんすんと匂いを嗅ぐアルテミスと腹部に手をやるポッコロはともかく、ビシッと挙手をして食べる宣言をしたゆーららんには注意を入れておく。

 予定よりかなり早い時間に食べて、後から腹減ったっと叫ぶのは早紀と祖父ちゃんが腹減った怪獣と呟いた従弟だけでいい。

 そうして四種類の焼きおにぎりを人数分完成させ、味見で問題無いのを確認したら、それぞれに渡していく。

 イクト達ところころ丸の分は、主人である俺とポッコロが保管する。





 醤油香る焼きおにぎり 調理者:プレイヤー・トーマ

 レア度:3 品質:8 完成度:99

 効果:満腹度回復10%

    HP最大量+30【2時間】 腕力+3【2時間】

    運+3【2時間】

 味醂入りの醤油が良い香りを漂わせる焼きおにぎり

 塗る量が適度なのでしょっぱすぎず、かといって薄すぎずちょうどいい味付け

 焼きたて熱々もいいですが、少し冷ましてほどよく温かくても美味



 味噌混ぜ焼きおにぎり 調理者:プレイヤー・トーマ、ディーパクト

 レア度:3 品質:5 完成度:66

 効果:満腹度回復10%

 味噌を混ぜ込んだごはんを焼いた焼きおにぎり

 どこを食べても味噌とごはんのコラボレーションを味わえます

 中心に入れたり塗ったりするのとは、また違った魅力がここにある



 ビリン粉風味の焼きおにぎり 調理者:プレイヤー・トーマ、ディーパクト

 レア度:3 品質:6 完成度:69

 効果:満腹度回復10%

 ビリン粉の刺激が効いた焼きおにぎり

 適度な塩気とごはんの美味しさをビリン粉の刺激を引き立てる

 そこまで刺激は強くないので、お子様でも安心して食べられます



 ザサーイ入り焼きおにぎり 調理者:プレイヤー・トーマ

 レア度:4 品質:8 完成度:98

 効果:満腹度回復11%

    MP自然回復量増【小・2時間】 俊敏+4【2時間】

    毒耐性付与【小・2時間】

 刻んだザサーイを入れて焼いたおにぎり

 細かく刻んであるので、口の中に残らず米と一緒に味わえる

 ザサーイの油分が適度な重さとなって、食べ応えがあります




 手順の関係上、俺だけが作ったものと、ディーパクトとの共作に分かれた。

 こうして並べると、誰かと作ったことによる影響が分かりやすいな。

 双方の腕の差も分かりやすく出てしまうが、そこは仕方ないと割り切ろう。


「トーマ一人だと九十後半が、ディーパクトと一緒だと七十未満。ディーパクトはもっと精進すべき」

「……うっす」


 だからルナは、あまり高すぎる要求をするなって。

 相手は小学生だぞ。


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