要塞都市ゲブラー
Looted Honesty Goes Away... by Souji Yamato
勇者カインたち一行は、要塞都市ゲブラーに到着しました。
これにて、護衛クエスト(無料)の達成です。
そこで、早速、この街を、転移ポイントとして登録します。
ゲブラーは、綺麗な都市で、大きくて賑やかです。
それと、機動聖女セシルの半裸(四肢が機械義肢で、裸身を装甲ビキニだけで隠している)が目立ち、通行人男性の視線を、釘付けにしています。
おかげで、セシルは、恥じらいから汗ばみ、肌が艶めかしくなり、余計に目立ってしまいました。
ところで、女銃士GUは、初めての本格ファンタジー都市の様子に、感激しながら呟きます。
「ファンタジーの街だぁ♪」
GUは、辺りを、やたらと見渡しています。
一方、受付嬢ローザは、赴任する街の見事さを、歓びます。
「綺麗な街だね!」
ローザも、GUと同様に、キョロキョロとしていました。
さらに、セシルは、周囲の視線を恥じらいながらも、楽しそうです。
「なんか、色々あるね~☆」
セシルは、すっかり、お上りさんです。
他方で、カインは、落ち着き払い、平然としています。
「大きいが、何処か‥‥普通だな」
どうやら、通行人の中に、好みの女性が居ないようです。
GUが、ローザに告げます。
「彼方此方、見て回りたい!」
「そうだな♪」
ローザも、街への関心で一杯です。
それで、セシルが、カインに告げます。
「ねえ、あっちに行こう♪」
「取敢えず、飯を食ってからだ」
カインは、街には、余り興味がありません。
それでも、女たち3人で、姦しく燥いでから、盛り上がります。
「「「じゃあ、食事にしよう!」」」
「そうするか‥‥」
「「「そうするよ!」」」
何故か、言い出しっぺのカインが、押し切られる形で、近くのレストランに向かう事になりました。
レストランの店内は、都会的で、明るい雰囲気です。
さっさと、カインは、おすすめ定食の4人前を注文しますが、女性3人は、内容を変更します。
それで、セシルが特盛ハンバーグ定食、GUがタラと豚肉の盛り沢山定食で、ローザは、ペペロンチーノとチーズグラタンのセットです。
ところが、いざ料理が来ると‥‥おすすめ定食の内容は、アサリのペペロンチーノとグラタンソースのハンバーグのセットでした。
なので、セシルが呆然とし、ローザに至っては、ガッカリしています。
そうして、食後は、カインとローザが珈琲で、セシルとGUが紅茶です。
カインが、みんなに確認します。
「まだ、何がしたいか、分からないから‥‥街でも、見て回るか?」
「「「賛成!」」」
これにて、カインも、意見が一致しました。
カインは、相変わらず無関心ですが、女性たちは、楽しそうにしています。
こうして、その日、カインたち一行は、街めぐりをしました。
Looted Honesty Goes Away... by Souji Yamato




