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ゲーム開始時死亡?のモブですらない私が、平和な物語に上書きしてやります!  作者: 明。


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第42話 変化と襲撃

 奴隷商に思う所は色々あったのだが、とりあえず村人と冒険者に事情聴取することとなった。奴隷紋で口封じされてると困るので、速攻解除した。


「ありがとうございます!」


「いいえ、領主代行として正式に謝罪しますわ」


 どう考えてもこちらの監督不行き届きだもの。税金払えないなら奴隷落ちとか、本来

ありえないっつ〜の。


「?!あ、頭を上げてください!」

「そ、そうです!幸い手荒なことはされてませんし!」


「もちろん、口先だけの謝罪などで済ませませんわ。幸い討伐後で資金も潤沢ですもの。街道を整備して、壊されたものは修理するか弁償いたします。私の代理人をよこしますわ。そちらに請求して」


 申し訳ないがウチの商会に頼むとしよう。探ってほしいこともあるしね。ポケットマネーもまだまだあるし。取っててよかった、慰謝料。口止め料とも言う。 

冒険者達はギルド経由で慰謝料を払うことにした。彼らもギルドに今回の件を報告するという。うう……仕方ないとはいえ責められるのは覚悟しよう。被害を減らすために今回の件はむしろ報告してほしいし。


「……ルビーって本当に変わったよね」


「うーん、まあ、色々色々あったから……」


 これまでは、どうしたらいいかわからなかった。誰も教えてくれなかった。怒りのままに暴れているだけだった。でも、そもそもそこが間違いだったと彼女の記憶のおかげで知ることができたのだ。

 わからないなら、知ればいい。

 知らないなら、教えを請えばいい。

 怒るより、冷静に話し合えばいい。

 その当たり前を、彼女の記憶が与えてくれた。彼女には感謝してもしきれない。


「ルビー様」


 彼女のことを考えていたら、何故かガイアスがひざまずいていた。なんで?


「はい?」


「我が主君にお仕えできること、誇りに思います。我が忠誠は我が君に。この命は我が君に。命尽きるまでお仕えすることを、お許しください」


 これ、知ってる。


「許可しません」

「なんで?!」


「だーーーかーーーらーーー!何度言えばわかるの!?頭いいのにバカなの?!」


 これは誓約。永遠の忠誠。破ればこの誓いにより命を落とすこともある。だから、しない!


「いや、僕は本当に君に仕えたい。誓約していれば、君と結婚しなくても最期まで君と居られる」


「そんな事言ってると、本当に結婚できなくなるわよ?現時点での最有力候補はアンタなのに。結婚したくないからリタイアしたいってこと?」


「で、できるなら結婚したい、けど……」


 うさ耳をしんなりさせるな。誘ってるのか?大好きな赤毛のうさ耳。このモフモフがどれほど素晴らしいか知ってしまった。


 いや、我慢。触ったらダメ!


「ならいいじゃない。何度も言うけど、私が伴侶に求めるのは対等な立場よ。どっちが上とか下とかないの」

「領主代理様!!」


 傷だらけの村人が駆け寄ってくる。


「て、敵襲です!どうか逃げてください!」


 治安が悪化すればいずれこうなる。野盗が村を襲ったらしい。


 駆けつけた時には、村は火の海だった。


「ぐうっ……!」


 炎の制御をしようとするが、さすがに多い。ほんの少しでも取りこぼせばまたそこから火が上がる。何か……油のようなものをまかれたようだ。


「それなら……!」


 風を使い真空状態を作る。これは有効だったが、集中力がいる。複数一気には難しい。


「ルビー!」


 炎に集中していたら、野盗に捕まえられてしまった。


「ぐはっ?!」

「ちょっとちょっとぉ。俺のご主人サマになにしてくれちゃってんの?」


 アリスが私を捕まえた野盗を倒してくれたようだ。


「ごめん、油断してたわ」


「いやいや、こっちこそすいませんでした。お嬢様なら野盗ぐらいと思ってましたが、1対1ならともかく、この状況っすからね。配慮が足りなくてすんません」


 ララ達による熱血指導の賜物だろうか。アリスが配慮とか。


「とりあえず、野盗は俺が近寄らせません!お二人で消火できます?」


「問題ないわ」

「ぜ、善処する」


 あ、ガイアスは火で火を打ち消している。その手があったか。空気がなければ火は燃えない。残るのは魔法の火だけ。炎で覆って内部を燃やし尽くす。火に特化した私にとって、風を使うより楽だし早い。バックドラフトには気をつけないとだけどね。


 コツをつかんだらあっという間に火は消し止められた。とはいえ、被害は甚大だ。


「ドラゴンちゃん、超特急でこの手紙を商会に届けて」


「きゅっ!」


 ピクシードラゴン(実はついてきていた)に手紙を預ける。あ、今ご褒美持ってないけど後払いでも可能だろうか。豆(ポッポちゃん用)でも許されるだろうか。

 そんな事を考えていたらピクシードラゴン君はあっという間にいなくなった。話せば分かると思いたい。





「キャイーーーーン!!」


 ピクシードラゴン君がウチの商会から人を連れてきた。君、力持ちだね……?

 小さいながらもドラゴンということだろうか。ちなみにご褒美の後払いについては(多分)快諾してもらえた。


 豆?なんかね、血涙を流すイマジナリーポッポちゃんが頭をよぎったからやめておいたよ。

はい、生きてます!人生初の自力コミケ参加準備で更新できてませんでした!これから頑張ります!

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― 新着の感想 ―
コミケか、最近行っていないなぁ(遠い目) 父親の病死とか母親の介護とか弟の病死で、大変なのよねぇ(涙)
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