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第四十話

 楽しかったパーティーは終わり、僕は部屋のベッドに寝転びながらソフィの笑顔を思い浮かべます。


 貴族同士の婚約、結婚は政略の一つです。

 ヴェネート家とトツカーナ家が結束を深め、経済、軍事両面を強化して国内での力を高めます。

 だから僕達の婚約は既に決定していた既定路線です。

 

 それでもソフィの気持ちをまず聞こうと思いました。

 そしてどうせなら本心から婚約を望んで欲しいと思いました。

 だから出来るだけ頑張ってみました。

 

 ソフィの笑顔を見て上手くできたのかなと思います。


「レオナルドさまはの本心はなんだろう」


 疑問が声となります。


 既にヴェネート公爵家は王国内でトップの力を持つ派閥を形成しています。

 

 そこに中立派のトツカーナ家とそれに連なる貴族家を取り込む形になります。

 

 王国内のパワーバランスが崩れ、新たな軋轢をうまないか心配です。


 元家令のジーヤなら今回の婚約の真意を知っている、あるいは察していると思います。


 明日の朝、領地運営のお話が終わったら聞いてみることにします。

 

 色々あってクタクタです。

 

 今夜は少し早めに寝ることにします。

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