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とある令嬢の誕生日 6

ふと気が付けば一年ぶりの更新です


お待たせしましたと言うべきか、申し訳ありませんと言うべきか





ちょっと色々、ありまして申し訳ありません!!

今後は少しずつ更新していきたいと思います


 ドレスの裾が翻らないよう気を付けつつ、無邪気に軽やかにかつ、下品にならないようクラウスの元へと駆け出す。

 ちなみに王子他2名は待機中。タイミングを見て会話に入る予定だ。


 デビュタントに嬉しさを隠しきれない様子に見えるだろうか?

 誰に対してのパフォーマンスか、って?

 そんなの決まってる父の横にいる怪しい商人貴族さまに対してだ。 


「お父さま!」


 満面の笑顔で父の腕に飛び付く。

 こら、なんて言いつつも父も満更ではない様子。

 うわーい、お父さまの照れた笑顔はご褒美です。ありがとうございます。


 ここで漸く、

父の話相手だった商人貴族に初めて気が付いた様に父に訊ねる。


「申し訳ありません、お父さま。お話中でしたのね」

 

「はじめまして、アウローラ・ミッドフォードと申します」


 何度も繰何度も繰り返し練習したカーテンシー。

 礼儀作法の先生に及第点を貰えるまでどれだけ苦汁を飲んだことか、お陰さまで今ではこの会場の誰よりも美しく魅せる事が出来ると思う。


 ナルシスト? 自画自賛? 大いに結構!!

 あの特訓の日々、礼儀作法のハズなのに筋トレ、ジョギング、反復横飛び、etc……


 いや、ホントに何で必要だったんだろ……

 まぁ、いい。そんなことは良い。

 

 さぁ、魅とれるが良い! 愛らしい妖精姫(お父さま談)に!!


 


 自信満々、微笑む私。


 返ってきたのは、









「とてもお値段の張りそうなドレスとアクセサリーですね」

 

 私以上に完璧な笑みと商人貴族に相応しい一言でした。

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