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Lesson24 女子トーク
夜――。
私は、ソフィアをはじめ、女の子たちに囲まれていた。
「で、結局どっちなの??」
「どっちって?」
「クラウス様と、レオン先生だよ!!結局、ミーナはどっちが好きなの??」
考えたこともなかった。
第一、二人とも、そんなふうに私を見ていないと思う。
「どっちでもない……かな。」
私は、曖昧に答えた。
――えぇっ!!
みんなが驚く。
「またまた〜。そんなこと言ってると、クラウス様は私が狙っちゃうけどいいの?」
「私も、クラウス様にアピールしちゃうよ?」
口々に言う、クラウス親衛隊の子達。
「どうぞ、どうぞ。」
私は、本気でそう言った。
「そっかー。じゃあ、本命はレオン先生ってことだね!」
……そういうわけではない。
でも、上手い言い訳がでてこなかった。
「なかなか、攻略は難しいと思うけど、頑張ってね!」
「レオン先生の、鋼の心を溶かすのはミーナだけだよ!」
鋼の心……。
特に、溶かしたくはない。
だけど、勢いに押された私は、
「うん……」
と言うしかなかった。
こんな会話、絶対にレオン先生に聞かれたくない。
修学旅行に、レオン先生がいなくてよかった。
いたら、噂を耳にしてしまいそうだ。
そう思っていたのに――、
次の日、安心できない事態になってしまった――。




