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Lesson21 よくわからない人



――気がつくと、私はベッドの中にいた。


「あれ……ここは……?」


「あ、気がついた!良かった〜!!」


ルルアが、私の手を握る。


「ここは保健室。びっくりしたよー。レオン先生が、ミーナをタオルでぐるぐる巻きにして、お姫様抱っこしてきたんだよ」

「いったい、何があったの?」


ええ――っ!


私は衝撃を受けた。


レオン先生が、私を抱っこして連れてくるなんて。


どうしよう。こいつ、重いなって絶対思われた!


私は、ルルアに滝行のことを話した。


「それは、だいぶ酷いね……。」

「ミーナ、よく頑張ったね」


ルルアに褒められ、なんだか報われた気持ちになった。


「あ。それと、レオン先生が、目が覚めたらシャワーを浴びて、すぐに着替えるようにって言っていたよ。」

「風邪ひかないか、心配してるんだね、レオン先生」


ルルアはそう言うけど、いくらなんでも滝行は酷い。


下手したら、溺れるところだった。


あの補習、ちゃんと意味があったのかな?


「あと、これも預かったよ。」

「今日のミーナの晩ご飯だって。

優しいところもあるよねえ。」


ルルアが、重箱を取り出した。


――なんだかんだ、マメな人である。


私は、なんとも複雑な気持ちで重箱を受け取った。


……あの人、やっぱりよくわからない。






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