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第1章(1)おじいさん、狩りに行く
昔々ある山に、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
「おじいさんや、今日の晩御飯がなくなってしまったから、獲って来ておくれ。」
とおばあさんが言いました。
「じゃあ動物でも狩ってくるか。」
「山菜もお願いね。」
それを聞くとおじいさんはめんどくさそうに、猟銃と大きな竹かごを持って出かけて行きました。
「はぁ、はぁ。」
おじいさんが山を登り、山菜を取っていると、草陰からガサゴソと何かが動く音がしました。
「こりゃウサギじゃ。」
おじいさんはそう独り言をつぶやくと、急足でウサギの方へと向かいました。
するとウサギは、おじいさんの足音に驚き逃げてしまいました。
「待てーーウサギー。」
おじいさんがそう言うもウサギは聞きもせず、去っていってしまいました。
「はぁー。」
おじいさんがため息を吐きながら座り込んでいると、
なんとさっきとは別のウサギが遠くの方でムシャムシャと草を食べているではないか。
おじいさんは今度は逃すまいと銃弾の届くところまで近づき、
7発ぐらい撃ちました!
歳をとっており全発命中とまでは行かなかったものの、
4発ぐらいは命中しウサギは倒れました。
おじいさんが近づくとウサギは死んでおり、おじいさんは山菜が入っているカゴの中に放り投げ、
また動物を探しに歩き出しました。




