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バレッタ・ラブ  作者: 新規四季
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各国には自国を防衛するための組織が必ず存在する。

それは軍であったり、特殊部隊だったりと。


僕達はその中でもかなり特殊な部類であると思う。

戦争で負けた日本は銃は規制され、防衛手段は限られる。政治家共も最早どこの国のスパイかわかったものでは無かった。


そういうモノを1つずつ消した過去もある。


人で何かを作り上げたいのなら幼少期から始めるべきで、人殺しを作るのにもさそれは適用されるだろう。


そういう道具を作り出す組織が『八咫烏』。

都市伝説の存在は都市伝説だから真に受けられない。


いくつかの部門、もとい派閥があるが僕ら『特異体質』は爪、ネイルに該当する。


言ってみれば特殊な武器であるから、それ相応のメンテナンスが必要になるわけだ。


都心から車で一般車が決して通れないルートで山の方へ山の方へと行くとそれはある。


「お、お疲れ様」

「いえ、これぐらいはお易い御用です」


車の運転は義眼に問題が発生したので後輩さんに任せた。

まるで機械のように動く後輩さんには一凛の時とは違う距離感がある。


ネイル支部、地下都市。

そこの中央は研究所と病院を兼ね備えている。


字面から怪しいけど、先に潰した製薬会社とやってる事なんてほとんど変わりはしない。


胸糞悪い所。だから僕は嫌いで行きたく無かったのに。


エントランスで生体認証を受けて受付にて用件を伝えると座って待つよう言われる。


「そうえば一凛……失礼。五十鈴でもバレッタを使うんですね」


僕の足元にあるボストンバックを見ている。


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