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バレッタ・ラブ  作者: 新規四季


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5

「んふふ、浪漫だからね」


銃や武器にはこだわりは特にない。何を使ってもある程度は扱えるから。ならばと遊び心は必要だと思ったのだ。


「変な所に共通認識がある」


「後輩さんはどうする。検査受ける間暇になるけど」

「その辺に居ますよ」

「そ、そう?じゃあ」

「はい、行ってらっしゃい」


なんの未練もなく手を振られてしまった。

そっと目を抑えて歩きだす。


「うーむ、僕達の義眼には興味無いのかな。結構な技術の結晶なのにな……」


とある事件がきっかけで失った目だ。

戦闘力が高い『有栖』が居たから僕達に『目』が巡ってきた。


一凛は話さなかった。



「これまた珍しいのが来たね」


白衣にシャツ。たったそれだけの服装でパンツも見えている女医は気だるげそうだ。


目にはクマがあり、長身で顔立ちも整っているが首が座って居ない様にだらんとしている。


「こ、こんにちは(さとり)女医」


源悟(みなもとさとり)。八咫烏のネイルに配属されている女医だ。

過去には輝かしい経歴があったらしいが、色々とあってここに納まったらしい。


「今は……五十鈴かな。弱気だ」

「うう、ごめんなさい」

「君のなよなよした態度からしか取れない栄養素があるからいいんだよ」

「そ、そうなんですね。初めて知りました」

「冗談だよ。どっちを受けに来た」

「目の方です」

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