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「ワイヤーガン!」
ホルダーの後ろに装備してあるワイヤーガンを壁に打ち込み、何とか落下死は免れた。
あと一歩遅ければ死んでいた。
地面はほんの数メートル先にあった。
「やっば」
「やっば、じゃないですよ!!崩れ掛けの橋の上で対物ライフル撃つ人がいますか!?」
「君の初めて頂いたぜ」
「うるさいわ!……で、どうしますか。こんな地下深くに落ちてしまいましたし、ターゲットは見失いましたし、マテリアルも分からない。現状任務失敗濃厚ですが」
「慌てなさんな、この崩壊は色んな通路を壊してるはず」
「んー。ん?分かりません」
「ここは多分地下道なんだよ。綺麗に造られてるからね。道はある」
「瓦礫で塞がれてますね」
「私には関係無いのだよ」
「ああ、はい」




